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棋王戦五番勝負 2勝2敗のタイに
昨日、棋王戦五番勝負の第4局が東京将棋会館で行われました。
戦型はまたもや後手ゴキゲン中飛車に、対する先手の対応策がどう出るかということに。

先手が佐藤康光棋王、後手が羽生善治二冠です。

序盤、佐藤棋王はこれまであまり見かけない作戦に出ました。
棋王戦第4局21手目

上図の▲3六銀が面白い出方。普通は▲7七銀として角交換を避ける形にしてから▲3六銀なのですが・・・。
後手は当然の如く△5六歩と突きます。以下、▲6六歩△5七歩成▲同金△6四歩▲4五銀・・・。

この後、あの3六の銀が8筋方面に繰り出され、後手の玉頭に迫っていきます。なかなか大胆な構想ですね。この辺りは佐藤棋王の作戦勝ちでしょう。

61手目▲9五歩から開戦となって、先手はどんどん前へ進みます。
後手の方は押されっぱなしで、なかなかチャンスらしい局面が現れません。

下図は最終盤、先手が▲7一飛と決めに行ったところ。後手に飛車を渡せば△9九飛でそれまでなので、ここで詰みを確信できなければ先手の負け。
棋王戦第4局113手目

▲7一飛に△8一桂と合駒するのは▲6四銀と出られて、上下の飛車の効きが大きい為それまで。
また△8一銀の合駒には▲8二銀と打込、以下△同玉▲7三飛成△9一玉▲9三香成で適当な受けはありません。(△8二銀や△7二金と頑張ってもバラして▲7四桂以下の詰み)

本譜は△8一金でしたが、やはり▲8二銀~▲7三飛成で後手玉は捕まりました。

これで2勝2敗のタイに縺れ込み、最終局がいよいよ決戦になります。
終局後の佐藤棋王はとても疲れた様子で、角番で指していた苦悩がよく表れているようでした。

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