情報の友
気になる情報を発信するブログです。
棋王戦五番勝負 第1局のポイント
昨日の棋王戦第1局は長手数の大熱戦でした。
私も出来る限り中継を見ておりましたが、所々中継が繋がらなくなり、途中いらいらしながら最後まで見届けました。

先手番が羽生善治二冠、後手が佐藤康光棋王です。
戦型は後手の一手損角換わりで進み、中盤に達したところで早くもポイントになる局面がありました。
棋王戦第1局61手目

上図は直前に後手が△9三桂と跳ねてきたのに対し、先手が▲4六銀打として角の捕獲を狙った局面です。
この手が指されてから暫し佐藤棋王が考え、本譜で指されたのは△7三飛でした。以下▲3七銀△5三飛で角と成桂(桂馬)の交換になりましたが、これでは後手の大きな手損です。

図から思い切って△4六同角成と出来なかったのでしょうか?
以下▲同銀に△8五桂と跳ねて、勝負して貰いたかったのですがね。
参考ですが、△8五桂から▲6六銀なら△6五歩と突き、▲7六銀なら△7七銀、▲8八銀なら△7七歩ぐらいで。

佐藤棋王が▲4六銀打を軽視していたのでしょうかね?

その後は羽生二冠が有利に進め、終盤は先手の押せ押せムードでしたがなかなか決め手が掴めず、一時は逆王手を掛けられることもありました。
佐藤棋王も地元でのタイトル戦だった為か、羽生二冠の執拗な攻めをかわしながら粘りに粘りましたが、結局形勢を逆転させるまでには至りませんでした。

下図の局面は数手前に後手が△4五歩と打ったのに対し、先手が▲同銀△4四桂▲5五馬!(凄い手)△同歩▲3四銀と進んだところです。この辺りはすでに両者一分将棋で手に汗握る場面です。
棋王戦第1局135手目

実戦は図から△8五桂と跳ねましたが、ここで△7九角ならどうだったでしょうか?
▲同金なら△同飛成▲9七玉△3二金打で形勢逆転模様です。
しかし、▲9八玉と単に逃げられると後手の有効な攻めがなさそうです。△9六桂と詰めろで跳ねても、▲7九金△同香成(△同飛成は▲2三銀打以下後手玉の詰み)▲2三歩△同飛成▲同銀成△同玉▲2六飛で桂馬が素抜かれてしまいます。

総手数187手に及ぶ大熱戦でしたが、終始羽生二冠の方がリードしていたようです。
佐藤棋王の調子はどうなのでしょうね?
第2局に佐藤棋王の秘策はあるのか注目です。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://wrq06995.blog98.fc2.com/tb.php/85-81e1fa2e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック