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マイナビ女子オープン(▲斎田女流四段-△鈴木女流初段)
昨日対局があったマイナビ女子オープンから、斎田晴子女流四段-鈴木環那女流初段戦を取り上げます。
この対局は終盤に大きなドラマがあり、信じられないくらいの逆転劇でした。

それでは終盤の局面を見てみましょう。
マイナビ(斎田四段-鈴木初段)124手目

上図は直前の▲5四角の王手に後手が△4三歩と打ったところです。先手も危ない格好ですが、寧ろここは先手の方が優勢でした。
ここで本譜は先手の斎田女流四段が▲5一飛と打ちましたが、この手が悪手で鈴木女流初段に△4四角と歩を取られ勝機が消えてしまいました。

ここは▲3五銀なら先手がそのまま勝っていました。
△3七歩の詰めろには、▲4三歩成△同金▲同角成△同玉▲3四銀△同玉▲3二飛以下の即詰みです。
また、△3五同金でも▲4三歩成△同金▲4一角以下複雑ですが先手が勝っています。


局面はさらに進んで最終盤、134手目後手が△1七桂と打って必勝と思われていたところ、ここでもドラマがありました。
マイナビ(斎田四段-鈴木初段)134手目

本譜は▲同香と桂馬を取ってしまったんですが、以下△1六歩▲同香△同香・・・で、そのまま後手の勝ちとなりました。

ここでは▲2五香と金をとっていれば、この手が詰めろ逃れの詰めろになっていて先手が再逆転していたと思います。
つまり、△1七桂は後手にとって悪手で、代わりに△1六歩なら▲1八歩に△1七桂で決まっていました。手順前後なんですね。

またもう一つ言えるのは、その前の132手目に後手が△3七歩と詰めろに打ってきたところは、▲同桂でなくて▲同銀なら先手が優勢だったでしょう。

このように最後の局面でいろいろとドラマがあり、見ている方はさぞ面白かったでしょう。
勝った鈴木環那女流初段も信じられないような結果で、全体的に内容が良くなかっただけに自分の将棋事態には不満だったとのこと。

女流棋士はやはり最後の詰めにまだあまいところがあり、この辺りにも男性棋士との差があるように思われますね。

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