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NHK杯将棋トーナメント(▲郷田九段-△藤井九段)
このところ将棋も興味を引く対局が多く目が離せません。

昨日のNHK杯将棋トーナメント、郷田真隆九段-藤井猛九段戦は序盤から面白い展開で、テレビ画面に釘付けになってしまいました。
早速見てみましょう。

藤井九段は御存知四間飛車のスペシャリスト。本局も後手番で早くも4手目に四間飛車に構え、角筋を通したまま進みました。
NHK杯(郷田九段-藤井九段)14手目

上図は先手が角交換後2筋の歩を突いて後手が同歩と応じた局面です。ここで、先手が▲2四同飛と走ったらどういう展開になるか検討してみましょう。
後手は△4五桂と跳ねます。先手は▲6六角と攻防に効かす手を放ちますが、後手も△3五角と応戦します。以下▲2一飛成△5七桂不成と進みます。(参考1図)
NHK杯(郷田九段-藤井九段)参考1図

参考1図から、中川七段の解説にもありましたが▲3六歩と突くとどうなるでしょうか?
一例ですが、△4四角▲5七角△9九角成▲8八銀△9八馬▲1一龍△2二銀となって、先手が不利のように思えます。(参考2図)
NHK杯(郷田九段-藤井九段)参考2図

14手目から、本譜は飛車が走らずに▲2三角と打って珍しい展開に進みました。

その後は序盤戦術の上手い藤井九段が有利な展開だったと思いましたが、中盤途中から逆に郷田九段が柔軟な応戦で形勢を逆転させました。
NHK杯(郷田九段-藤井九段)71手目

上図は中盤70手目△1五歩に▲4九角と引いた局面です。この後、本譜は△2六歩と突き出しましたが、▲4六銀と出られ後手は飛車を引く形になりました。
ここでは、△3七歩成と突き進んだ方が良かったように思えます。
▲同桂は△同飛成で先手が不利なので、頑張るんだったら▲4六銀打と応じますが、以下△3八歩▲3五銀△3九歩成▲5八角△2九と、という展開で後手が優勢に進めそうです。
後手は飛車を取られますが、二つのと金の働きと桂馬を取ったのが大きく、その後の攻めの展開が楽しめそうです。

対局の結果は郷田九段の逆転勝ち。藤井九段のファンの人は残念だったでしょう。
今期は藤井九段にとって試練のシーズンですね。順位戦も思わしくなく、全体的に負けの対局が多すぎます。
振り飛車ファンにとって、いつかはまたサプライズがあることを期待したいですね。

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