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NHK杯将棋トーナメント(▲森内名人-△鈴木八段)
昨日のNHK杯将棋トーナメント戦(▲森内名人-△鈴木八段)から、気になった点を拾い上げてみました。

後手の鈴木八段は得意としている中飛車に構え、後三間飛車にして3筋に狙いを付けました。対して、先手の森内名人は右玉にしてから、8八の角を9七に上げ戦闘態勢に入りました。森内名人の右玉の構えは珍しいですね。

下図は、中盤に入り先手から角交換して▲6四歩の突きを後手が△同飛と払った局面です。
NHK杯(森内名人-鈴木八段)68手目

本譜はここで▲7五角と飛車・金取りに放ちましたが、私は▲3一角と金の斜め下から放った方が得ではないかと思いました。
▲3一角に対して△4一歩なら▲2二角成として桂・香を取る狙いです。△8四飛と回られても▲8九飛と対抗し、飛車の活用が出来ます。
また、▲3一角に△4四飛なら再び▲6四歩と放てばいいわけです。

局面進んで終盤の攻め際、▲2二飛に対して後手が△5一歩と金底の歩で受けたのが次の図です。
NHK杯(森内名人-鈴木八段)86手目

普通なら▲5三歩と打つところ本譜は▲6三歩と銀の頭に打ちましたが、結果的にはこの手が敗着になった気がします。▲6三歩以降は徐々に後手が良くなり、94手目に放たれた△3三角の飛車・金両取りで明らかに逆転となりました。
▲6三歩を▲5三歩に変えていたら、先手優勢のまま進んでいたと思います。一例としては、▲5三歩△6三金左▲5二歩成△同歩▲2一飛成△7七銀▲6八歩△7四角▲6四桂・・・。

森内名人の意表を突いた右玉でしたが、終盤のミスにより敢えなく散ってしまいました。去年は決勝まで駒を進めていたのに、この3回戦で姿を消すのは残念ですね。

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