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竜王戦第5局から感じたこと
竜王戦七番勝負第5局は縺れに縺れての激戦だったと思います。
相矢倉から相穴熊に組み替えるという珍しい戦いになって、見ている方は一体どういう展開になるのか楽しみでもありました。

結果は先手の佐藤二冠が入玉を果たしてなんとか角番を凌ぎきることになり、第6局以降に望みを繋ぎました。

本局の戦いから、私がポイント的に感じた局面を取り上げてみましょう。

下図は後手の渡辺竜王が先手玉の囲いを剥がし攻めきろうとしている局面です。
竜王戦第5局95手目

ここから後手は△8五銀と打ってきましたが、結果的にみてあまり効果がなかったのではと思います。
単純に△3七角成として攻めていってどうでしょう。以下の手順は▲2九飛△4七馬▲2八飛△3七銀▲2七飛△4六銀成といった展開で。

感想戦では佐藤二冠が面白いことを言っています。
△3七角成には「▲2四飛△同歩▲2三歩△同金▲4一角のつもりだったんですが、そこでどう受けますか?」と聞いているんですね。
それには△3三金右と受けて大丈夫ではないでしょうか。▲3二銀と打たれても△2二銀で耐えれそうです。

上図から数手進んで98手目△9七歩と先手玉を叩いた局面で、佐藤二冠は思いっきりの手を指しました。
竜王戦第5局98手目

なんと▲8七玉と顔面受けの手。流石に渡辺竜王もこの手は読んでいなかったようです。
私は▲同玉でも大丈夫だろうと思っていましたが。以下△9六歩には▲8八玉とかわして後手からの有効な手がないように思えます。

終盤は先手玉が捕まるかどうかの瀬戸際だったんですが、惜しくも後手の渡辺竜王が判断ミスにより捕らえきれず、佐藤二冠の勝ちになりました。
先手玉が穴熊から入玉という展開はあまり見たことないのですが、手の流れからしてこんな将棋もあるのかと感心しました。
長手数にわたる攻防に将棋の難しさを感じた次第です。

さて、この戦いの結果は両者にどのように影響するのか、次の対局が楽しみでもあります。

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