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第41期棋王戦五番勝負第1局 渡辺棋王先勝
先日(2/11)、渡辺明棋王に佐藤天彦八段が挑戦する第41期棋王戦の五番勝負が開始されました。その第1局の結果は、後手の渡辺棋王が88手で佐藤八段を破り、さい先良いスタートを切りました。

戦型は先手の佐藤八段が得意とする角換わりとなりました。途中、渡辺棋王が相手が放ってきた角に合わせる形で角を打ち返し、そこから優位を築くと形勢を揺るがすことなく先手玉を討ち取りました。

一局を振り返りますと山場のない将棋内容でしたが、ただ佐藤八段にも優勢を築けるチャンスはあったと思います。

私が観ていて腑に落ちなかったのが下図の局面です。本譜は次に▲8六同歩と取りましたが、この手がもしかしたら敗着になったんではないかと感じました。

棋王戦第1局64手目

上図から、ここは▲3三桂成と相手の銀を奪いつつ先手を取るのが常套手段じゃなかったでしょうか。

以下参考手順を述べますと、
▲3三桂成に△同桂なら▲4三歩成△同金▲2四歩△同歩▲6四角△同金▲2四飛(変化1図)・・・。

棋王戦第1局変化1図

▲3三桂成に△同金でも▲2四歩△同歩▲6四角△同金▲4三歩成△同金▲2四飛(変化2図)・・・。

棋王戦第1局変化2図

変化1図も2図もいずれも気持ちいい十字飛車ですが、このように上手く事が運ぶとは思いません。
後手は桂馬を手にしますから、どこかで△8四桂と打って攻めてくるでしょうが、それが決め手になるかは読めませんでした。


本局は佐藤八段にとって不本意な将棋となってしまいました。いずれまた角交換の戦型が現れるだろうとみていますが、そのときにどのような作戦を立ててくるのか楽しみに待ちたいです。

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