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第63期王座戦五番勝負は最終局へ持ち越し
第63期王座戦五番勝負の第4局は、後手番の羽生善治王座が挑戦者の佐藤天彦八段を88手までで破り、対戦成績を2勝2敗のタイとしました。これでこの棋戦のタイトルの行方は最終局(第5局)に持ち越されることになりました。

後手の羽生王座が一手損角換わりの戦型から早繰り銀の作戦を立てると、先手の佐藤八段はすぐに桂馬を跳ねて4筋から仕掛けました。その後持ち駒の角を打ち合う展開になり、一時的には先手良しと思えたのですが、中終盤にかけてじりじりと羽生王座が優位に立ち、最後は見事に先手玉を討ち取りました。


挑戦者の佐藤八段にとってどこが敗因だったのかよく分かりませんでした。検討によると51手目の▲7一角と打った局面が上げられていますが、決定的な指摘とは思えません。
私は棋譜コメントを読んでいて思ったのですが、それより前の下図の局面で検討されていた▲7一角だったら先手良しじゃなかったのかと・・・。

王座戦第4局46手目

▲7一角以下△7二飛▲4四角で次に棋譜コメントでは△7一飛とありますが、先手に▲1一角成と香車を取られると▲4四香の手がありますので、これは後手が不利になりそうです。そこで△7一飛に代えて△4四同金としますが、以下▲5三角成△4五金▲5二馬!△同飛▲4三銀△8二飛▲5二金△同飛▲同銀成△同玉に▲4五銀(変化図)と金を手にしてどうかです。

王座戦第4局変化図

変化図では後手玉が裸になっており、先手の持ち駒は飛車・金ですが、将来▲2二飛~▲2一飛成で桂馬を手にし、4五の銀を5四に運べば寄せの構図が浮かびそうです。もちろん後手に駒をたくさん渡すため危ない面もあります。最後はスピード勝負になるでしょう。


2勝2敗のタイとなって、まあ観る方としてはこれで面白くなりましたね。

最後の決戦、どういう結果になるか分かりませんが、白熱した勝負を期待します。

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