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第55期王位戦七番勝負第6局 木村八段、見事な寄せ
羽生善治王位が4連覇防衛に王手をかけている第55期王位戦七番勝負の第6局が昨日(9/11)指し終わり、結果109手までで挑戦者の木村一基八段が難しい終盤を勝ち抜き、対戦成績を2勝3敗1持将棋としました。

戦型は今期3度目の角換わりでした。

観戦していて気になった局面がありましたので、以下に取り上げました。


下図は羽生王位が△3五歩と先に仕掛けた局面ですが、自玉に近い歩をぶつけるこの手にはさすがに疑問を持ってしまいました。

王位戦第6局42手目

局後の感想で羽生王位も話していましたが、やはり陣形の乱れが生じ、リスクを抱えたままでの戦い方には納得できませんね。
(普通に指すなら△7三桂くらいでしょうか)


2日目に入っての下図の△6九飛もやや疑問な手。

王位戦第6局72手目

▲7八銀以下本譜のように指されてしまうと、あまり驚異もなかったように思えました。
ここは△7五歩でどうだったでしょうか?


そして話題になったのが94手目の△2一桂のところで、代わりに△4一桂(下図)なら後手の勝ちだったとのこと。

王位戦第6局変化図

△4一桂は一見▲同銀不成でタダみたいですが、次に△9五歩と指されると先手の勝ち筋が見当たりませんね。これには驚きました。
上で疑問と言っていた△6九飛がここで生かされるのですね。(△5八龍が詰めろなので)


最終盤の難解な局面では、木村八段が▲2五桂(99手目)から相手玉を寄せる手順を発見し、最後見事に寄せきりました。


危うく負けの局面があったなか、木村八段が勝利したことによって、このシリーズ面白くなったように思います。

次局の展開に注目です。

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