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第61期王座戦五番勝負 羽生王座防衛、通算21期
両者2勝2敗で迎えた第61期王座戦五番勝負の最終局(第5局)が21日行われ、その結果、羽生善治王座が挑戦者の中村太地六段に103手で勝ち、タイトルを防衛しました。これで羽生王座は王座獲得が通算21期となり、大山康晴十五世名人の持つ王将20期を超えて、同一タイトル獲得数の歴代最多記録となりました。(まあー、凄いの一言)

この最終局の戦型は横歩取りになりました。序盤23手目に先手番となった羽生王座が▲6八玉と指して第4局の千日手局と違う展開になり、その先を楽しみに観戦しました。

後手中村六段が先手の飛車を押さえ込みにかかると、羽生王座も右銀を中央に繰り出して、ここら辺りから面白い展開に釘付けになりましたが・・・。

下図の局面以降後手の形勢が悪くなるばかりで、最後は羽生王座が圧勝して力の差を見せつけました。

王座戦第5局57手目

本譜は中村六段が△6五歩と強く突いて先手の攻撃をかわそうとしましたが、63手目の▲9五角が上手い手で、それ以降後手に反撃するチャンスさえ与えず、最後は羽生王座が素晴らしい寄せを見せて幕となりました。

上図から△6五歩の代わり、羽生王座も気にしていた△5四歩の方が良かったと思います。以下コメントにもあるとおり▲6四銀△同銀▲同飛△5五角▲6二飛成△同玉▲7五歩まで進めて、次の手は△1九角成ではなく△6三銀(変化1図)と受けてどうでしょう。
(△1九角成以降コメント通り進めると▲6三角が気になります)

王座戦第5局変化1図

変化1図から▲7四歩△同銀▲7五歩△6三銀▲7四銀に△7二銀(変化2図)と受け流して、先手の攻めを途切れさすことはできないでしょうか?

王座戦第5局変化2図

変化2図より▲9六角が気になりますが、それにも△8五歩と応じれば受け切れそうです。

結果的に、強気な一手だった△6五歩が徒となった感じですかね。


中村六段にしてみれば、あと一歩のところまで迫っていただけに、本局が悔やまれそうです。

今期の王座戦五番勝負は第4局まで名局続きで、中村六段の将棋の巧さに驚かされましたが、このような若手の有力株がどんどん生まれてきたら将棋界も賑わうことでしょうね。

最後に中村六段に拍手です。(よく頑張った!)

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