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第26期竜王戦七番勝負 森内名人が先勝
いよいよ始まりましたね、第26期竜王戦七番勝負が。

今期は渡辺明竜王に森内俊之名人が挑戦することになり、その第1局が10月17・18日に指し行われ、結果は先手の森内名人が143手で先勝しました。

注目の戦型は矢倉でしたが、お互いがどっしりと構えた形ではなく、急戦調の戦いへと発展しました。

内容的には、後手の渡辺竜王が駒損覚悟で攻め続けたのに対し、森内名人が的確な受けで凌ぎきって最後は安全勝ちに導いた対局でした。

全体的に森内名人に危なくなるような局面も少なく、形勢を損ねないまま押し切った内容だったと思います。


取り上げたい局面はいろいろあったのですが、棋譜コメントを読んでいて気になったことがあったので、以下に掲げました。

その、気になった局面ですが、終盤129手目に先手が▲5二飛と王手をしたのに対し、局後の感想で実戦の△4二桂の合駒の代わり△4二銀と駒を温存するのが勝負手だったとありますが、それには▲7四銀(変化1図)という手で先手の方に分がある気がします。

竜王戦第1局変化1図

この▲7四銀は△6三桂と王手される手を防いでいます。それでも変化1図から△6三桂なら▲同銀成△5一銀打に▲4三歩と打ち付け、以下△5二銀▲4二歩成△同玉▲5二成銀△同玉とばらして、▲5四銀(変化2図)と打ち付ければ先手の勝ちでしょう。

竜王戦第1局変化2図

変化2図より△8三飛とと金を払いつつ詰めろを狙う手には、▲5三銀打△6一玉▲5二金と追っていって、最後は9九の香車の利きと、手持ちの香車を8六に打ち付けるとかすれば、後手玉を追い詰められるでしょう。


最初から観ていてワクワクするような雰囲気を感じましたが、終盤に進むにつれて後手渡辺竜王の手が乏しく、期待したほどの驚きがなかったのが意外でした。

第1局は矢倉戦で森内名人の見事な勝利になりましたが、先後を入れ替えての次局はどんな戦いになるのか、戦型を含めて注目したいと思います。

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