情報の友
気になる情報を発信するブログです。
第61期王座戦五番勝負第3局 中村六段が王座獲得に王手
先日(10/2)指し行われた第61期王座戦五番勝負の第3局は、挑戦者の中村太地六段が129手でもって羽生善治王座を破り、対戦成績を2勝1敗としてタイトル奪取に王手をかけました。

本局の戦型は角換わり腰掛け銀となりました。

最新の定跡形から中村六段が未知の局面へと誘導し、中盤戦での攻防に興味を抱かせられました。先に後手の羽生王座が馬で、先手の中村六段は角で、それぞれ相手の飛車に狙いを絞りながらの展開でしたが、先にペースを掴んだ中村六段が形勢を損ねることなく羽生王座に的確に挑み、勝利をものにしました。

終わってみれば、羽生王座の方は全体的に駒が押さえつけられた印象で精彩を欠いた将棋内容に感じられました。

この対局を観ていて私が気になったのが下図の局面です。

王座戦第3局71手目

本譜はこの後△3五歩と金の頭を塞ぐ手でしたが、ここでは△9五歩と端に手を伸ばした方が良かったのではないかと思いました。以下、▲9一成銀△同飛▲9五歩に△9六歩(変化図)と指していければ、後手に形勢が傾いたのではないかと・・・。

王座戦第3局変化図

変化図から、▲同香なら△8六歩▲同歩に△8一飛と寄って玉頭を狙う手段がありそうです。(9筋から7筋にかけて圧力をかければ後手も有望でしょう)


それにしても、ここまでの中村六段の活躍には拍手を送りたいですね。

これまで羽生さんに挑んでいった若い棋士たちは悉く砕かれていましたが(特にタイトル戦)、ここに来て頼もしい若棋士が誕生しそうです。

次局を楽しみに待ちたいですね。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://wrq06995.blog98.fc2.com/tb.php/315-d0f28ac7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック