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第38期棋王戦五番勝負第3局 渡辺二冠が奪取に王手
郷田真隆棋王に渡辺明二冠(竜王・王将)が挑戦している第38期棋王戦五番勝負の第3局が昨日指され、結果110手でもって後手の渡辺二冠が勝利し、対戦成績を2勝1敗として初の棋王獲得に王手をかけました。

相矢倉の戦型で局面が進み、序中盤辺りまではほぼ五角の内容だったと思いましたが、終盤に進むにつれて郷田棋王の手があまり芳しくなく、最後は大差の内容で先手玉が討ち取られてしまいました。

問題だったのは下図の次の一手でした。

棋王戦第3局90手目

本譜はなんと先手から▲8六歩と突いたんですよね。これでは先手に勝つ望みがないなと思いながら観戦していましたが、結局後手玉を追い込む手も繰り出せないまま郷田棋王の痛い敗戦となってしまいました。

上図から5五の歩が取れないのであれば、▲7九玉と飛車先から一旦逃れ、次△5六歩には▲5八歩(変化図)と耐えていたらどうだったでしょうか?

棋王戦第3局変化図


長考派の郷田棋王にとって時間の切迫も影響していたかもしれませんが、もう少し慎重に指していたら良い将棋になっていたでしょう。

本局は渡辺二冠の大局観の良さが示された将棋でした。突き詰めた将棋に対してはブレの少ない棋風の渡辺二冠の強さをまざまざと見せられた対局となりました。

次局、渡辺二冠が決めてしまうのか、それとも郷田棋王が最終戦まで引っ張り込むのか、楽しみに待ちたいですね。

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