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第62期王将戦七番勝負 渡辺竜王、タイトル奪取に王手
第62期王将戦七番勝負の第4局は、挑戦者の渡辺明竜王が佐藤康光王将に119手で勝ち、対戦成績を3勝1敗として、タイトル奪取に王手をかけました。

七番勝負の大事な一戦でしたが、これを落としてしまった佐藤王将、さぞかし落胆したことでしょう。

将棋は後手佐藤王将のダイレクト向かい飛車に、渡辺竜王が居飛車で迎え撃つ対抗型で、面白い対局となりました。

この将棋もドラマは終盤にありました。

王将戦第4局91手目

上図の▲6四桂に対して本譜で指されたのは△6二金でしたが、これが悔やまれる一手となったようです。

棋譜解説にもあったように、△6二金の代わり△5九銀(変化1図)と打ち付けていたらどうだったでしょう?

王将戦第4局変化1図

変化1図から▲7九銀と守ってきたら、△6八銀成▲同銀△5八歩成▲同銀△同馬(変化2図)までは必然。
(▲7九銀以外の変化は棋譜解説を御覧になって下さい)

王将戦第4局変化2図

変化2図以下、▲7一銀△9三玉▲6五馬という詰めろがありますが、それには△6九銀▲8九玉△7八金と攻めていけば後手が有望だったと思います。

うーん、それにしても佐藤王将にとっては残念な対局だったですね。勝てていた将棋だっただけにこの敗戦は大きいでしょう。


次局、カド番に立たされた佐藤王将がどんな手を出してくるのか必見ですが、できれば最終局まで縺れる流れを作ってもらいたいですね。

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