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第83期棋聖戦五番勝負 羽生棋聖が5連覇に王手
第83期棋聖戦五番勝負の第2局は、後手番の羽生善治棋聖が116手にて挑戦者の中村太地六段を負かし、これで開幕2連勝とし、早くも棋聖防衛(5連覇)に王手をかけることになりました。

戦型は角換わり腰掛け銀となり、どちらも早い指し手で進み、昼食休憩後からの激しい攻防戦が見所となりました。

下図はその昼食休憩後から10手あまり進んだ局面です。

棋聖戦第2局78手目

ここで本譜で指された手は▲8三同とと銀を取る方を選びましたが、代わりに▲6二とと飛車を取っていたらどうだったでしょう?
(飛車を捕獲すれば、と金と飛車打ちで攻撃が出来そうですが・・・)

これにはコメントにも載っていましたが、△9三角(変化1図)と指されて、この角の睨みが厳しいとのこと。

棋聖戦第2局変化1図

果たしてそうなのでしょうか?
変化1図以降、▲6六銀△3六歩▲同銀△8六歩▲7六金△6六角!▲同金寄△8七銀▲7七玉△5九角(変化2図)となれば、やはり先手が大変そうですね。

棋聖戦第2局変化2図

しかし、変化2図から▲7一飛と打って、以下△7六歩▲6七玉△6八角成▲同玉△8八飛▲5九玉△8九飛成▲4八玉(変化3図)と耐えていければ、まだまだとは言えないでしょうか?

棋聖戦第2局変化3図

勝手に手を進めた感じで述べさせて貰いましたが、私的に△8三同とは疑問に思った次第です。
(手の変化について、詳しくは専門誌を見て下さい)


本局、中村六段は自分本位の将棋ではなかったと局後感想を述べていますが、うーん、でも中村六段にも勝つチャンスは十分にあると思いますがね・・・。

次局以降の巻き返しを期待したいですね。

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