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第70期名人戦七番勝負 1勝1敗のタイに
先日行われました第70期将棋名人戦七番勝負の第2局は、挑戦者の羽生善治二冠が森内俊之名人に133手で勝利し、これで対戦成績が1勝1敗のタイになりました。

角換わり腰掛け銀での対戦となりました本局は、後手番の森内名人が前例から離れる手を先に指し、その後の行方が気になりましたが、終始ぶれなかった羽生二冠が旨く対応して盤面を制し勝利しました。

本局で私が腑に落ちなかったのが下図の局面です。

名人戦第2局77手目

羽生二冠が相手玉の玉頭に利かせた▲2四歩の打ち込みに対し、森内名人は△4一歩と応じましたが、数手後に▲6六飛成と自陣に引かれ、形勢がぐっと先手に傾いてしまいました。

上図で△2四同歩と応じていたらどうだったでしょうか?
△2四同歩に▲同角なら、△2三歩(△3三金右は▲同角と切られて後手まずい)▲4二角成△同金(変化図)となり、後手はいつでも金底の歩が打てますから返ってこちらの方がすっきりとしていていいように思います。

名人戦第2局変化図

本局は森内名人が自ら難しい指し方を選んでしまったのではないのかと疑問に思えました。

さて、次局はどのような戦型になって展開されるのか待ち遠しいです。

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