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第70期名人戦七番勝負 森内名人の先勝
第70期将棋名人戦七番勝負がいよいよ開幕しました。
その第1局目が昨日(4/11)指し終わり、結果先手番の森内俊之名人が139手にて挑戦者の羽生善治二冠に勝利し、防衛に向けて幸先良いスタートを切りました。

矢倉戦となった戦いは前期の名人戦第4局の81手目まで同一手順で進み、後手の羽生二冠が次に手を変えて(△4六銀)違う進行になりましたが・・・。

その△4六銀に▲1五桂と跳ねた下図の局面で、

名人戦第1局83手目

本譜は△4五歩と指されましたが、すかさず▲4四歩と打ち込まれ、以下後手の陣形のバランスが崩れて苦しい戦いになってしまったのではないかと思いました。

上図の局面から△1四香(変化1図)と走っていたらどうだったでしょうか?

名人戦第1局変化1図

変化1図より▲2三桂成△同金▲2四銀なら、△1八香成(変化2図)と相手の狙いの香車を外していかがでしょう?

名人戦第1局変化2図

変化2図から▲2三銀成△同玉▲4六角が見えますが、それには△7四香(あるいは△7五香)と先手陣を狙い定める手がありそうです。


昨年度調子が良くなかった森内名人でしたが、流石にこのような大きな対局では崩れることがなかったですね。
といってもこのまますんなりとはいかないでしょうが、この先も両者力を尽くした素晴らしい対局を期待したいと思います。

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