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第59期王座戦 挑戦者渡辺竜王が王座奪取に王手
昨日行われた第59期王座戦五番勝負の第2局は、挑戦者の後手・渡辺明竜王が106手でもって羽生善治王座を下し、開幕2連勝にて王座奪取に王手をかけました。

相掛かりの戦型から、途中先手の羽生王座が先攻して局面が進み、ガッチリと囲んだ渡辺玉を攻めきれるのかどうかという興味ある戦いが続いたのですが、渡辺竜王が羽生王座の攻めを何とかかわして最後は先手玉を即詰みに討ち取りました。

積極的な羽生王座の攻め将棋でしたが、決定的な手が見付からず、最後はあっけない勝敗となりました。
結果的には本譜は無理な攻め筋だったようで、何処かに一呼吸置く必要があったかもしれません。

攻めきれなかったという結果論になりますが、終盤の下図の局面では(棋譜解説にも出ていましたが)▲2二角成からの開き王手の筋の方が良かったかもしれません。

王座戦第2局88手目

▲2二角成から(棋譜解説を参考に)△2一銀▲3三馬△4二金▲4一金△5二玉▲4二金△6三玉に▲4三馬(変化図)と指し進めます。

王座戦第2局変化図

ここで、変化図から後手にどういう攻めがあるでしょうか?

まず△7五飛と打たれる手がありそうですが、▲7七銀△3五飛に▲3六歩として相手の飛車を六段目に誘き寄せて且つ徹底的に飛車の侵入を防げれば、先手は将来6五に金を打ち付けて詰めろを狙う手がありそうです。

また、変化図から△6五桂と打つ詰めろには▲6六銀で防げそうです。

しかし、やっぱりプロ棋士なら恐らく将棋の流れからしてこういう手(▲2二角成)は誰も指さないでしょうね。


全体的に本局は羽生さんらしい将棋ではなかったように思えます。最後左辺から相手玉に逃れてしまった展開は、そのらしさがなかったと言えるでしょう。

挑戦者渡辺竜王の二個目のタイトル取り王手によって、羽生王座の20連覇という記録が薄らいできそうです。

羽生王座の巻き返しがあるのか、いずれにしても次局どんな戦いになるのか待ち遠しいですね。

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