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第51期王位戦七番勝負第3局 広瀬六段しぶとく勝利
ここまで1勝1敗で向かえた第51期王位戦七番勝負、その第3局が昨日指し終わり、先手の挑戦者広瀬章人六段が125手で深浦康市王位を下し、2勝目を上げて一歩リードしました。

序盤早くも角交換となって後手の深浦王位が向かい飛車に、対する広瀬六段は仕方なく居飛車での対抗となりました。
さらに進んで深浦王位はなんと穴熊囲い、広瀬六段は二つの銀を縦にした美濃囲いとし、この後の両者の駆け引きに興味が沸きました。

二日目に入ってから大駒の交換が何度かあり、盤面上で華々しい戦いが繰り広げられました。

終盤は手に汗握る激戦となり、勝負の行方がどちらに転ぶのかじっと戦況を見つめていましたが、最後は広瀬六段が深浦王位の攻撃を旨くかわして相手玉を討ち取りました。

いやー、ほんとに終盤は見所がありましたね。こんな激戦になるとは・・・。

私が今回掲げたかったのはその終盤戦、深浦王位が先手玉に迫った局面です。

王位戦第3局91手目

上図は90手目△7九角に▲9八玉とかわした局面です。
本譜はここで△6八角成と金を取ったのですが、次に▲8八銀と打たれて(これがしぶとく)、以下後手からの有効な攻めが続かない形になりました。

△6八角成も詰めろですが、ここでそれに代えて△1九龍と香を取って詰めろ(△9七香以下)かけていたらどうだったでしょうか?
△1九龍に本譜のように▲8八銀と守ってもそれでも△9七香と打ち込み、以下▲同桂△8八角成▲同玉に△7九銀(変化図)と打って如何でしょうか?

王位戦第3局変化図

変化図から▲9八玉とかわすと△6八銀不成で後手が勝勢気味です。従って▲7八玉としますが、そこで△7一馬と相手の攻め駒の銀を払ってどうでしょう?

尚、変化図から▲7八玉に△5九龍の詰めろは▲8二銀成△同玉▲7一角△同馬▲同龍△同玉に▲2六角の王手龍取りがあります。


本局は予想に反して深浦王位の(角交換型)振り飛車穴熊でしたが、それに居飛車で対抗した広瀬六段の終盤力は流石でした。
攻めだけでなく受けもしっかりしている印象を強く受けました。
途中深浦王位が優勢だったように思えたのですが、しぶとく耐えながら指しこなす広瀬六段の将棋に強さを感じた次第です。

この調子でいくと、ほんとに最後まで目が離せませんね。
次局以降も期待しましょう。

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