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甲斐女流、二冠に輝く
正念場となる第21期女流王位戦五番勝負の第4局が昨日徳島市で指され、結果は92手までで後手の甲斐智美女王が清水市代女流王位を破り、女流タイトル二冠となりました。

清水女流王位の初手▲7六歩に対して甲斐女王が早くも△5四歩と指し、続く▲4八銀に△5二飛で後手の中飛車になりました。

序盤は5筋を巡る駆け引きがありましたが、先手の清水女流王位がやや無理して指しているように感じられました。
30手目の甲斐女王が指した△6四歩がなかなか落ち着いた手で、「旨い手だな」と感心しました。

その後飛車交換に進み40手目に後手が△3八飛と飛車を打ち下ろした局面(下図)、すでに後手が一本取った形ですがここで先手に何か粘る手はなかったでしょうか?

女流王位戦第4局40手目

本譜は▲6八銀に△4五歩と指され、仕方なく先手は▲7七銀打と防戦しましたが、ここに銀を使うのだったらもっと前に有効に使えなかったのか疑問です。

そこで、上図より▲4九銀と打っていたらどうだったでしょうか?
以下△3九飛成に▲4八銀(変化図)で粘れたのではないかと・・・。

女流王位戦第4局変化図

変化図から△4九龍には▲5九金寄、△2九龍には▲6八金寄ぐらいで戦えてないでしょうか?
(尚、△1九龍と香車を取るのは▲2五桂でダメ)
先手は玉型が悪いので大変かもしれませんが、馬を作れたら面白い展開になっていたかもしれません。


清水さんはこれで女流王将の一冠のみとなってしまいました。
里見・甲斐といった振り飛車党で終盤力が強い若手女流棋士が出てきた現状、これから先清水さんらがどのように対策を講じていくのか見物です。

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