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第81期棋聖戦五番勝負 第1局
第81期将棋棋聖戦五番勝負の第1局が昨日行われまして、結果103手にて先手の羽生善治棋聖が深浦康市王位を下し先勝しました。

戦型は角換わり相腰掛け銀となりました。この戦型も途中まで定跡化されていて、本局もそのとおり進みました。

そして向かえたのが下図に示す局面。

棋聖戦第1局67手目

上図は65手目に先手の羽生棋聖が▲3三銀と打ち込んだのに対し、これに後手の深浦王位が△同桂と応じ(この手は新手とのこと)、すぐに先手が▲同歩成とした局面です。

本譜はこの後△4一玉と寄りましたが、ここでは△同金でも良かったのではないかといろいろ私なりに考えてみました。
△同金に当然▲同馬ですが、次に△2二銀(変化1図)と受けてどうでしょう?

棋聖戦第1局変化1図

変化1図から先手から攻める手として▲4三桂が有力そうです。△同銀は▲同馬で損なので△2一玉と逃げますが、そこで▲2五桂と跳ねられた局面(変化2図)をどう見るかですね。

棋聖戦第1局変化2図

変化2図より一つ妙手として△2八馬が考えられます。この手は次に王手馬取りを狙う△3九飛のスペースを作る為の手段です。が、しかし・・・。先手もこうなれば▲2二馬と銀を奪い、△同飛に▲3三銀と詰めろ(▲3一金以下)をかけるでしょう。そこで後手は△3九飛と王手をし、▲8八玉に△4三銀で難しそうですが、ちょっと後手が不利かもしれません。

変化1図や変化2図から別の有力な手もあるかもしれませんが、後手が優位に立てる筋があるかは定かではないです。

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コメント
この記事へのコメント
先手、後手
数えたわけではありませんが、今年度に入って、また先手番の勝率がよくなっているような印象があります。棋聖戦の観戦記で梅田氏が書かれていた、初手、先手76歩、後手84歩、の進化が原因なのでしょうか。そうなると、トーナメント戦の重要局やタイトル戦の初戦は、振り駒から息苦しい思いをすることになりそうです。番勝負の最終戦は言うに及ばずです。
2010/06/16(水) 19:47:57 | URL | jean-claude #hDTjSbuw[ 編集]
戦型の流行が関係しているのかも
確かに棋戦情報を見ている限りでは先手番の勝ち数が多いように感じられます。

先手番だけが勝率がいいということにはならないと思いますが、戦型の流行が関係しているのかもしれません。
2010/06/18(金) 09:32:46 | URL | infosensor #-[ 編集]
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