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第21期女流王位戦五番勝負 甲斐女王が連勝
第21期女流王位戦五番勝負の第2局目が昨日行われ、挑戦者の甲斐智美女王が122手で清水市代女流王位を下し、2連勝でタイトルに王手をかけました。

戦型は後手甲斐女王の三間飛車に対し、先手の清水女流王位はいつもどおり居飛車で対抗。
先手が5筋の位を取ると、後手もすかさず飛車を5筋に展開して反撃態勢に。この辺は流石に手慣れた印象を受けました。
以降昼食休憩時点では、振り飛車の甲斐女王の方がここまで指し手が機敏で早くも一歩リードした感じがしました。

中盤に入ってから清水女流王位が相手の囲い(美濃囲い)の弱点であるところの端攻めを敢行しました。途中両者が香車を何度も打ち合うなど、妥協を許さない姿勢は見応えがありましたが・・・。

終盤に一つ「あれっ」と思った局面が目に付いたのでそれを掲げます。

女流王位戦第2局98手目

上図は甲斐女王が96手目に△5七龍と思い切りよく切ったのに対し、先手の清水女流王位が▲9三歩成と相手の桂馬を取り、後手が△同歩とした局面です。
ここで本譜は▲7五角と相手の打ちたいところ(△7五桂:△5七龍をもし▲同銀なら△7五桂で詰み)に先に打ち込みましたが、△4七角と好手で打ち返され、以下甲斐女王が先手玉を寄せきりました。

「あれっ」と思ったのは、折角端攻めを敢行したのなら図から▲9三香成とは出来なかったのか?という疑問です。つまり、▲9三香成に当然△7一玉と逃げますが、この時右側(2六or3五or4四の地点)から角を打って挟撃態勢をとれないのかと。
しかし、例えば▲3五角と打ちまして△5三歩▲8二銀△6二玉▲5三歩成△同龍と進んで、次に▲5四歩と打っても△7五桂(変化図)と王手で打ち返されて、やはり駄目のようですね。

女流王位戦第2局変化図


局後清水女流王位も寄せがあると思って端攻めをいったとありましたが、どうも読みが完璧ではなかったようです。
それよりも冷静に対応した甲斐女王の方に勝負強さを感じました。

今までの清水さんなら相手の指し手を惑わすような粘りの将棋を見せていたのですが、最近はあっさりと負けるのが多い気がします。

このまま甲斐女王がストレートでタイトルを奪ってしまうのか、それとも清水女流王位の底力を感じさせる巻き返しがあるのか、このタイトル戦も次局が楽しみとなりました。

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