情報の友
気になる情報を発信するブログです。
第68期将棋名人戦 羽生名人がストレート防衛
一昨日・昨日と行われた注目の第68期将棋名人戦七番勝負の第4局は、先手番の羽生善治名人が163手で挑戦者の三浦弘行八段を下し、4連勝のストレートで名人位を防衛致しました。

この第4局は長い戦いとなりましたが、それだけに注目する点も多く、勝負がつくまで目が離せない将棋でした。

序盤いろいろと駆け引きがあった中、作戦勝ちに持っていったのは後手の三浦八段の方でした。しかし、駒がぶつかって中盤過ぎた辺りからは先手の羽生名人の方が幾分指しやすい状態に変化していきました。

終盤に差し掛かり挑戦者の三浦八段が攻撃を仕掛けていきましたが、羽生名人も上手くそれをかわしながら後手玉に迫っていきました。

私が注目したのが下図の局面です。

名人戦第4局131手目

上図は、2手前に羽生名人が▲1七桂と跳ね、三浦八段が2四にあった歩を銀で払ったあとに▲3三歩と打ち付けた局面です。
「この歩、取れないのかな?」と、誰もが思いたくなりますが、馬で取っても銀で取ってもどちらも▲2五桂と跳ねられ、飛車先が利いてくるので後手玉には驚異となりそうです。

本譜は△4二歩と駒を節約しながら守ったのですが、やはり▲2五桂と跳ねられ△同銀に▲4四金と食いつかれ、以後この金で馬を捕られたあと、後手玉は皮肉にも取られた角で攻めやられました。

△4二歩に代わる手はなかったのでしょうかね?
駒の節約を恐れず△2三銀くらいで防いでいたらどうでしょう。以下▲3二金には△同銀▲同歩成△同玉(変化図)ぐらいで我慢していたらと思いますが、これにもひょっとしたら▲2五桂がありますかね?

名人戦第4局変化図


結果的には4-0のストレートで羽生名人が防衛となりましたが、決して三浦八段が弱いわけではなく、決め手を与えさせない羽生名人の巧みな指し回しと経験の差が勝敗を決する要因になったと感じました。

シリーズを通して、羽生名人の指し回しの上手さが際だった名人戦だったと思います。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://wrq06995.blog98.fc2.com/tb.php/200-c965725d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック