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第68期名人戦第3局、三浦八段虚しく投了
第68期将棋名人戦七番勝負の第3局は昨日終了し、後手番の羽生善治名人が132手で挑戦者の三浦弘行八段を破り、3連勝で名人防衛に王手をかけました。

戦型は三度横歩取りとなりましたが、第1・2局とは違った展開になり、最終盤まで縺れて目が離せない戦いでした。

先手の三浦八段のコメントにもあるように、飛車が一時窮屈な状態に陥り先手が苦しい展開を強いられていましたが、終盤は逆転の局面もあったようで、三浦八段が投了したときは虚しく感じられました。

私がこの対局で取り上げたかったのは、終盤の逆転劇ではなく、中盤のしのぎあいの場面です。
69手目に先手の三浦八段が▲4六香と打ち(予想は誰もが▲4六桂でしたが)、以下△5三銀引▲5六歩△7四飛▲5五歩に△6三角(下図)と引いた局面を取り上げました。

名人戦第3局74手目

本譜はこのあと三浦八段が9筋に固まっていた飛車を▲5六飛と転回しましたが、すぐに羽生名人が△3四角と狙いを付け、以後2枚の角を切りながらこの飛車をもぎ取ってしまいました。
先手にとっては何とか捌けた感じもしますが、私は逆に捌かれてしまったように感じました。

戻って、上図の局面から▲3五桂と打ち、4三の地点を守る△4二金に▲8三金(変化図)と打って、左右からの攻撃態勢を整える手段はなかったでしょうか?

名人戦第3局変化図

変化図からはいつでも▲7三金~▲6五桂の筋があり、4三の地点も狙われて先手の飛車の活用ができ、これなら先手も十分に戦えたのではないでしょうか?

終盤劇については専門雑誌等で取り上げられるでしょうから、興味のある方はそちらの方を楽しみにしてください。


いすれにしても三浦八段にとっては欲しかったですね。
「後一歩なのになあ」
と、思わずにはいられませんでした。

このままストレートで決まってしまうのは面白くありません。どうか次の対局で三浦八段の強さを示して貰いたいと思います。

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