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甲斐女流二段、女王タイトルに王手
先日(4/11)行われたマイナビ女子オープンの五番勝負第2局は110手で挑戦者甲斐智美女流二段が勝ち、早くも女王のタイトルに王手を掛けました。

戦型は後手甲斐女流二段のゴキゲン中飛車に、対して先手番の矢内理絵子女王の駒組みが印象的でした。

局面が進むにつれ、先手の矢内女王がと金を二枚作って後手玉に迫っていきましたが、終盤千日手模様のところから甲斐女流二段がそれを回避し、二枚角を上手く利用して最後は先手玉を押さえ込みました。

あとで棋譜コメントを読んでみますと、勝負の明暗を分けたポイントとして86手目△7七金の局面(下図)が示されていました。

マイナビ女子オープン第2局86手目

上図は、2手前に甲斐女流二段が千日手打開となる△7五桂の指し手に矢内女王が▲同金と応じると、すぐさま後手が△7七金と迫った局面です。
ここで本譜は▲同金でしたが、次△6七と以下先手陣は崩され矢内女王は無念の投了となりました。

さて、△7七金を▲同玉と応じていたらどうなっていたでしょうか?

棋譜コメントから▲7七同玉に△6七と以下▲同金△7五角成▲6六金打△同馬▲同銀△6五歩▲同銀までは分かりますが、その次△5五金ではなくて△7五金とし、▲7六銀引に△6六歩(変化図)でやはり後手の方が良いように思います。

マイナビ女子オープン第2局変化図

変化図から▲同金△同金▲同玉に△6五歩と叩かれて、上下からの挟撃態勢で先手は勝ち目がありません。

矢内女王に勝ち筋がなかったのかよく分かりませんが、終盤の攻防に矢内さんらしい手が出ないのがいまいち不調の証なのでしょうかね。


これで次戦に甲斐女流二段が勝ちますと女流最高位のタイトルを奪取することになり、女流棋界がすっかり様変わりしそうです。

どうなるでしょうか?

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