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マイナビ女子オープン 五番勝負第1局
第3期目に入りましたマイナビ女子オープンもいつの間にか番勝負まで漕ぎ着け、昨日はその第1局目がありました。

挑戦者はこのところ調子のいい甲斐智美女流二段です。今はすっかり振り飛車党になっていますが、昔は居飛車を指していたこともあって、その実力は折り紙付き。

先手となった甲斐女流二段は初手▲5六歩と早くも中飛車宣言をし、これに対しての後手矢内理絵子女王の対応が気になっていました。

序盤22手目に矢内女王が△1二香と上がり、意表の穴熊戦略を立てました。
NHK杯将棋トーナメントの女流出場者決定戦でも穴熊を指していましたが、果たしてこの対局で実るのか注目でしたが・・・。

私が目に付いたのは、終盤86手目矢内女王が△3八歩と打ったのに対し、甲斐女流二段が▲同金と応じた局面(下図)です。

マイナビ女子オープン第1局87手目

本譜は図から△7八飛と打って角・金の両取りを狙いましたが、▲4四金△3八飛成▲3三歩△同桂▲6一飛・・・となって、先手に攻めの機会を先に与えてしまいました。

上図では単に△3五角と金を捕獲して▲同金に△4九飛成(変化図)としていれば、後手陣の穴熊はすぐに崩されることもなく、龍と手駒の飛車の威力で後手が充分に優勢な局面を築いていたと思います。

マイナビ女子オープン第1局変化図

△7八飛と欲張った手を指した為、その後の展開にひびが入ってしまいました。
将棋は有利な局面ほど難しいと言われますが、本局もそんな将棋だったように感じました。

こういう将棋を見ていると矢内女王の指し回しが今一つに感じられ、このところの不調を物語っているように思います。


幸先良いスタートを切った甲斐女流二段、果たして初タイトル獲得といくのでしょうか?
次の2局目が大事になりそうですね。

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