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久保棋王、王将奪取でタイトル二冠に
第59期王将戦七番勝負の第6局、将棋ファンならこの対局に誰もが釘付けになったのではないでしょうか。

先手羽生善治王将、後手久保利明棋王で始まった第6局はゴキゲン中飛車超急戦でした。(私ならいくら振り飛車が好きとはいえ、決して望まない将棋ですが)

久保棋王は後手なら中飛車と決めていたようで、敢えてこのハイリスクな戦いを仕掛けたのは羽生王将の方です。しかもタイトル戦の角番で。

わずか三十数手進んだ局面で終盤戦に突入していくのですが、その一手一手にとても多くの意味合いを持つ目が離せない将棋となりました。

ポイントとして掲げたのは62手目の局面(下図)です。

王将戦第6局62手目

上図から羽生王将が詰みだと思って打ったのは▲7四桂でしたが、意外にも詰み逃れの筋が見付かり、この後は言うまでもなく久保棋王が巧みなかわしの捌きで勝利をものにしました。
しかし、普通なら▲7四桂と打たれてしまったら負けかなと思ってしまいますが、そこは流石にトッププロです。良く読んでいるなあと感心します。

上図の局面から、もし▲7四桂に代えて▲7一角(変化1図)と打っていたらどうだったでしょうか?

王将戦第6局変化1図

後手は深く△9一玉とかわしますが、以下▲4四角成に△5一金打!が粘りの一手です。(龍と飛車の利きを止める意味でも)
先手は仕方なく▲7一飛成として、△8二銀打の粘りに▲8一龍と切り、以下△同玉に▲5四馬△7二銀▲6四桂(変化2図)という手順で、先手の攻めが続きそうです。先手の6五の香車が利いていますし、後手には歩がありません。

王将戦第6局変化2図

変化2図から△7一銀と引くと▲1三龍が▲7二桂成以下の詰めろになります。
変化2図では後手も見た目ガッチリしている為簡単には寄せきれそうにありませんが、後手の守りの駒を奪ってしまえば弱体化します。

局後のコメントに、▲7四桂以外に思わしい手段がなかったと出ていましたが、▲7一角は駄目だったんでしょうか?


久保棋王はこの対局に勝った瞬間、タイトル二冠となりました。

ワクワクしながら見ていましたが、最後に羽生さんが投了した時は
「時代が変わったのかな」
と、思わずにはいられませんでした。

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