第22期竜王戦七番勝負の第1局目が14・15日に行われました。
前期の竜王戦での凄まじい戦いから早一年が経つんですね。
振り駒の結果、先手は挑戦者の森内俊之九段に、後手が渡辺明竜王となりました。
戦型は角換わり腰掛け銀となって進み、一日目にしては早い展開が繰り広げられました。
途中、森内九段が積極的な動きを見せてから二人の駆け引きが面白くなりました。
二日目に入ってからの終盤はかなり見応えがありました。際どい変化が幾つも現れ、思わず盤面に釘付けになってしまうほどに。
一番強く印象に残った局面を掲げます。
図は103手目に先手が▲7一馬と王手飛車取りを狙ったのに対し、後手が△6二桂と合駒した局面です。

図から▲3四金と打っていたら先手の勝ちではないのかと思っていたのですが、よくよく検討してみるとそうでもなかったようです。
▲3四金以下△4五玉▲5五角△同歩の手順で、次に▲8二馬(変化図)の詰めろ(▲4四飛以下)がありますが、そこで△7七銀と打たれると先手玉は詰むんですね。

参考:詰み手順としては、△7七銀▲同桂△同歩成▲同玉△8五桂▲6八玉△5六桂▲同歩△5七銀▲同玉△4八角以下・・・。
この他にも形勢が左右される局面があったと思いますが、はっきりと私の方から伝えることは出来ません。
最後は渡辺竜王が△9五歩(120手目)からの鮮やかな寄せで、まずは一勝を挙げました。
いやー、それにしても初戦から凄い戦いでしたね。
(私には)窮地に強い渡辺竜王の印象が益々焼き付いた一番でした。
次局森内九段がどう巻き返すか、今後ともこの二人の戦いに注目していきたいと思います。
前期の竜王戦での凄まじい戦いから早一年が経つんですね。
振り駒の結果、先手は挑戦者の森内俊之九段に、後手が渡辺明竜王となりました。
戦型は角換わり腰掛け銀となって進み、一日目にしては早い展開が繰り広げられました。
途中、森内九段が積極的な動きを見せてから二人の駆け引きが面白くなりました。
二日目に入ってからの終盤はかなり見応えがありました。際どい変化が幾つも現れ、思わず盤面に釘付けになってしまうほどに。
一番強く印象に残った局面を掲げます。
図は103手目に先手が▲7一馬と王手飛車取りを狙ったのに対し、後手が△6二桂と合駒した局面です。

図から▲3四金と打っていたら先手の勝ちではないのかと思っていたのですが、よくよく検討してみるとそうでもなかったようです。
▲3四金以下△4五玉▲5五角△同歩の手順で、次に▲8二馬(変化図)の詰めろ(▲4四飛以下)がありますが、そこで△7七銀と打たれると先手玉は詰むんですね。

参考:詰み手順としては、△7七銀▲同桂△同歩成▲同玉△8五桂▲6八玉△5六桂▲同歩△5七銀▲同玉△4八角以下・・・。
この他にも形勢が左右される局面があったと思いますが、はっきりと私の方から伝えることは出来ません。
最後は渡辺竜王が△9五歩(120手目)からの鮮やかな寄せで、まずは一勝を挙げました。
いやー、それにしても初戦から凄い戦いでしたね。
(私には)窮地に強い渡辺竜王の印象が益々焼き付いた一番でした。
次局森内九段がどう巻き返すか、今後ともこの二人の戦いに注目していきたいと思います。
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予想にたがわぬ名局でした。一日目同様攻めを主眼に打開を図る先手森内に対し、飛車先
2009/10/17(土) 13:20:15 | Return to Forever