情報の友
気になる情報を発信するブログです。
JT将棋日本シリーズ 行方八段、羽生名人を破る
先日(8/29)静岡県で対局がありました、JT将棋日本シリーズを取り上げてみます。

この日本シリーズは持ち時間が短く(10分)、それでいて一般公開されているため、見る者にとっても非常にスリルが味わえる将棋が展開されそうです。

本対局は先手が羽生善治名人、後手が行方尚史八段の将棋です。

戦型は相矢倉戦模様でしたが、先手の羽生名人が矢倉模様から穴熊に進めたのに対し、後手の行方八段が積極策を取り攻勢に出ました。

序盤から後手有利な展開を先手の羽生名人が徐々に盛り返していい勝負になったなあと思ったのですが・・・。
結果は行方八段の思い切りのいい指し方が功を奏して、羽生名人を押し切った形で快勝となりました。

一点だけ「あれ?」と思った局面がありましたので掲げてみます。

下図は、87手目に先手が▲2三歩と玉頭を叩いて、△同金に▲5七歩とさらに飛車の頭を叩き、後手が△4六飛と歩を取りながら寄ったところです。

JT将棋(▲羽生名人-△行方八段)90手目

ここから本譜は▲4七歩として△同飛成とさせてから▲7五角と反撃したのですが、△5三歩とすぐさま角道を止められてしまい、先手の攻めが切れてしまいました。

上図では一見▲5五角と指して先手有利そうに思いましたが、あとで考えてみますとそうでもなさそうです。
▲5五角に△4九飛成は▲1六角がありますので△4七飛成でしょうが、次に▲9一角成と相手の駒を取りに行くと、△5八歩(変化図)と垂らされて飛車の横利きが遮断され上手くいきそうにありません。

JT将棋(▲羽生名人-△行方八段)変化図

変化図から▲8七金と要の駒を取っても、△7八銀と打たれ、▲8八金には△7九金と絡まれて穴熊が崩壊しそうです。
また、▲8一馬と相手の駒を取る手には△7六歩~△7七歩があります。
攻めるなら▲4一角くらいでしょうが、どうでしょう?


本局は後手番での矢倉急戦模様を上手く指した行方八段の快心譜だったと思います。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://wrq06995.blog98.fc2.com/tb.php/180-4d7408bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック