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第67期名人戦七番勝負 第6局
挑戦者の郷田真隆九段が名人獲得まで後1勝と迫っている中、15・16日に第6局が京都で行われました。郷田九段にとっては正に大事な一戦です。

戦型は予想に反してなんと後手郷田九段が陽動振り飛車を指し、対する先手の羽生善治名人が矢倉にガッチリ構えて迎え撃ちました。

1日目までは互角の模様でしたが、2日目に入って先手の羽生名人の方がやや有利な局面が続いていたように思われました。
(この辺りでは郷田九段の作戦がイマイチだったか?)

しかし、郷田九段も少しずつ盛り返し、75手目に羽生名人が▲4四歩と突いた辺りは寧ろ後手の方が形勢が良いのではと感じていましたが・・・。

本譜は▲4四歩を△同飛と取って飛車交換を迫りましたが、すぐに▲4五銀と打たれ、後に後手は飛車を手放す結果になりました。この辺りの局面で大駒を取られるのは流石に痛いと思います。
久保棋王のように捌きに自信のある棋士だったらその後の展開も違っていたかもしれませんが、ここはもう少し先を見た戦い方を考慮した方が良かったように思います。

ということで、もし▲4四歩を△同歩(変化図)と取っていたらどうだったでしょうか?

名人戦第6局75手目

変化図から▲3五銀は本譜のように進んだ場合、後に△3一飛と引くことが出来ます。
▲6八銀と桂馬の当たりをかわした場合は、△5四銀打ちとして上部を固めて対抗します。
変化図から後手に思わしくない手順があったんでしょうか?

それにしても、終盤羽生名人が魅せた怒濤の詰み手順にはビックリしましたね。流石です。

この対局を郷田九段が落としたため、名人戦は最終局まで縺れることになりました。
さあ、最終局どうなるんでしょう。楽しみです。

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