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第21期竜王戦七番勝負 第5局
和歌山県白浜町で行われた第21期竜王戦七番勝負の第5局は、相矢倉の熱戦を制して先手番の渡辺明竜王が117手で勝利いたしました。
これで勝敗は渡辺竜王の2勝3敗となり、諦めかけていた5期連続での永世竜王獲得も夢ではなくなりました。

後手番の羽生善治名人が序盤2一に玉を引いた形をとり、その後の展開がどうなるのか注目していましたが、渡辺竜王が直ぐに7筋から仕掛け、さらに封じ手を挟んで1筋から攻撃を加えていきました。

棋譜を見ていてちょっと不可解に感じたのが下図の局面です。

竜王戦第5局63手目

▲2五歩の突き出しに△1三銀と引いたあと、63手目に▲1二歩と打たれたところです。
本譜はここで△同玉だったので意外でした。2一に引いた玉を1筋に上がるとは思っていなかったからです。(その後また2一に戻ることになり手損に感じます)

▲1二歩を△同香としていたらどうだったでしょうか?
解説には▲1四歩△同銀▲3四銀△同金▲2六桂△2五金▲1四桂△2四銀(参考図)で大変かもしれないとありますが、角筋が止まっている分本譜よりは安全ではないでしょうか?

竜王戦第5局参考図

参考図から▲2二歩△3一玉に▲3四銀と攻めを繋げられても、△2六桂で行けると思いますが・・・。

このあたりは羽生名人の迷いがかなりあったと思います。

この矢倉戦、上図でもわかるように7五の銀がかなり威張っていますね。
それにしても、最後に渡辺竜王が勝ちを決めた111手目の▲3五歩は見事でした。


第6局以降どういう戦いになるのか予想がつきませんが、最終局まで縺れるようだと今期の竜王戦は俄然面白くなりそうです。

さらなる熱戦を期待しましょう。

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