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第21期竜王戦七番勝負 第1局
18・19日に行われた注目の第21期竜王戦七番勝負第1局は、遠くフランスはパリでの対局でした。

振り駒の結果、先手は渡辺明竜王に決まり、初手は▲7六歩。対する後手の羽生善治名人は△3四歩。以下後手の一手損角換わりとなり、双方の駒組みが進行していきました。

一日目の封じ手までの進行は、渡辺竜王が棒銀戦法を見せながら玉を穴熊にして堅さを重視する形に、羽生名人は飛車を引いて右玉の構えに。

さて二日目、いよいよ戦いが始まり、どちらが優位に立てるのか注目して見ていましたが・・・。

先に攻めたのは先手の渡辺竜王でしたが、後手の羽生名人もタイミングを見ながら攻め合いに出ました。

64手目羽生名人が指した△6四角の意表を突く受けに、先手の渡辺竜王が固まってしまいました。
どうやらこの手に渡辺竜王はどう対応していいのか困った様子。

以下一手一手に凄い熟慮が籠もった展開となり、終盤へ突入して行きました。

下図は、80手目に△7七歩成を▲同桂と取った局面です。

竜王戦第1局81手目

ここからの羽生名人の手には正直驚きました。
図からなんと△8六角。この手は△7七角成以下の詰めろになっているんですね。
先手は▲7三歩成△同馬▲6五桂と詰めろ逃れに出ますが、ここでまたまた△6七銀という考えもしなかった手が出ます。普通なら△7七銀か△7七歩を考えそうなところですが。
この△6七銀が決まって、後手の羽生名人が幸先良い勝利をものにしました。

上図で△7七歩成を▲同銀や▲同金と取ってもやはり後手がいいようです。
また、▲7三歩成として△同馬に▲7七銀も、やはり△6七銀がいい手で後手の優位は変わりません。

対戦前はもっと捻り合いの将棋になるのかなと思いましたが、あの△6四角以降は後手側が有利に進んだ対局となりました。

羽生名人の勝負にかける勘の良さが出た一局だったと思います。

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