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第49期王位戦七番勝負 第4局
8月6・7日に長崎県佐世保市で行われた第49期王位戦七番勝負の第4局を見てみましょう。

先手は深浦康市王位、後手は羽生善治名人(四冠)です。

第一日目の序盤戦は後手羽生名人からの一手損角換わりとなり、深浦王位が早繰り銀を見せると、すかさず羽生名人は飛車を振って迎え撃って出ました。

封じ手の局面で、私は▲4六同銀△同飛▲4八歩を予想していましたが、深浦王位は▲4三歩と飛車の頭を叩いて角を投入し馬を作って戦い合うことになりました。
こうなると、お互い大駒の活用が重要になってきます。

中盤から終盤に掛けては色々な見せ場が登場して俄然面白くなりました。

一つだけポイントに思えた局面を取り上げます。
下図は95手目に先手が▲8六香と打って△6一玉に▲6五銀と桂馬を取り払った局面です。

王位戦第4局97手目

本譜はこの後△同歩に▲6四桂と打たれてしまい、5二の銀をもぎ取られて後▲7二銀の鬼手をくらって、以後は先手優勢のまま終局となりました。

図から△5五銀はなかったでしょうか?
それに対して▲同金なら△同馬と王手して、1一の成香が取れます。
ならば▲3七桂と馬筋を防いでくる手には、以下△6五歩▲5五金に△7二銀と守りを固めつつ龍の攻めを阻止します。
3七に打った桂馬は後で△3六歩と叩かれますから、この後の攻め合いは後手が幾分いいのではと思います。


全体的に見て、前局に続き深浦さんの強さが印象づけられた感じがします。
やっぱり、羽生さんに対しての深浦さんの闘志が他の棋士とは一味違うように思います。

この対局の結果深浦王位の3勝1敗となり、王位防衛が見えてきました。
ここから果たして羽生名人の巻き返しがあるのか、次の対局は大いに注目されるでしょう。

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