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順位戦C級1組(▲片上五段-△広瀬五段)
15日は王位戦と重なっていた為順位戦を見ることは出来ませんでしたが、後で棋譜を覗いて目に付いたのが片上五段対広瀬五段戦です。

先手の片上大輔五段は何でも指せるオールラウンダー、後手の広瀬章人五段は振り飛車党ですがたまに居飛車も指しこなせる実力者です。
本局は先手の片上五段が四間飛車に振り(藤井システム)、対する後手の広瀬五段が居飛車で対抗することになりました。

角交換後、後手の打った角を飛車でもぎ取って二枚角にしたあたりでは先手が相当いいように感じましたが、何しろ将棋は最後まで分からないもので、終盤に形勢が二転三転していたようです。

下図はその終盤戦ですが、もう後手玉は必至が掛かりそうでここで終わりかと思えるところ・・・。

順位戦(片上五段-広瀬五段)126手目

しかしながら、先手玉も△3九角成以下詰めろ(玉を上の方に導き出せば詰み)状態なんですね。
本譜はここで先手が▲4九銀と成香を払いましたが、やはり△3九角成以下際どいながらも後手が逆転勝ちしてしまいました。

図から直ぐ目に付きそうなのが▲2二龍(詰めろ逃れの詰めろ)ですが、これは△3九角成以下▲4六玉△4五銀▲3五玉△4六銀打▲4四玉△4三歩▲同金△2二金(参考1図)となって、先手がチャンスを失います。
順位戦(片上五段-広瀬五段)参考1図

代わって、2二の金を取るのではなくて3二の金を龍で取れば同じように進んだ時に先手玉は安全になります。つまり▲3二龍が攻防に利く形になるので先手玉は逃れています。

▲3二龍に△5八桂成としても、▲同玉△4七銀▲同銀△同歩成に▲6七玉(参考2図)と逃げて後手の攻めは続きません。
順位戦(片上五段-広瀬五段)参考2図

この他にも書きたい局面がいっぱいある対局でしたが、本当にこの将棋は久々に振り飛車対居飛車の凄まじい対抗戦を楽しめた一番だったと思います。

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コメント
この記事へのコメント
大熱戦でした
はじめまして。
web中継を観ていましたが、2二龍しか見えませんでした。
4九銀はプロらしい手だなあと思いました。
3二龍はアマ中級には難しい。
いずれにしろ、一分将棋は見ごたえがありますね。
2008/07/17(木) 23:08:25 | URL | よっしー #-[ 編集]
そうですね
よっしーさん、はじめまして。
コメント有り難う御座います。

一分将棋で△2二龍と△3二龍の違いを見分けるのは、アマには難しいでしょうね。
プロでも相当読みが鋭くないと判断できないでしょう。

この将棋は本当に熱戦だったと思います。(プロ同士なら)こういう将棋を続けて欲しいですね。
2008/07/18(金) 08:45:23 | URL | infosensor #-[ 編集]
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