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NHK杯将棋トーナメント(▲櫛田六段-△森下九段)
昨日のNHK杯将棋トーナメントは久々に四間飛車対居飛車穴熊の対抗戦になって、何故か新鮮な気持ちで見ることが出来ました。

先手は四間飛車使いの名手櫛田陽一六段、対する後手が元A級棋士森下卓九段です。
森下九段が居飛車穴熊に構えた時点から、先手の櫛田六段がどのように捌いていくのか注目していましたが、終盤の攻防で惜しくも届かず森下九段の勝ちになりました。

しかしながら、よく検討してみますと先手にも幾つか勝ちに繋がる局面があったように思います。

下図は、終盤先手が▲5四桂と打ったのに対して後手が△3一銀打と硬く守った局面です。
NHK杯(▲櫛田六段-△森下九段)84手目

実戦はこれに対して▲6四角と直ぐに打ちましたが、ここは▲4二と△同銀として▲6四角の方が良かったように思えます。
△8六飛と出られても▲4二桂成△同金▲同角成で、後手は受けが利かない恰好になってしまいます。

さらに数手進んで攻め合いになった局面。
NHK杯(▲櫛田六段-△森下九段)90手目

本譜は図から貴重な持ち駒の金を使って▲3九金打と固めましたが、△5九歩成以下先手の攻め合い負けになりました。

ここは後手側の銀2枚が横に並んでいる弱い形なので、▲4二桂成としておけば先手必勝だったと思います。
△4九飛成▲同銀△4一金と頑張っても、▲3二成桂△同金に▲5二飛(又は▲4一銀)くらいで先手が勝っていたでしょう。

感想戦で櫛田六段が内心震えを感じながら指していたとのこと。気持ちは良く分かるような気がします。(NHK杯という全国向けのテレビ放送でもありますし)
ここ一番という時に落ち着きが出ていれば、勝敗はどうなっていたか分からなかったでしょう。

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