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第79期棋聖戦五番勝負 第3局
昨日行われた第79期棋聖戦五番勝負の第3局は、ちょっと意外な展開になって驚きました。
先手羽生善治名人後手佐藤康光棋聖で始まり、戦型は相矢倉模様でしたが、途中佐藤棋聖が玉を5二に移動して珍しい形になり、その構想が旨くいくかどうか興味深い将棋が展開されました。

下図は中盤の局面で、先手が▲5五歩△同歩に▲4五歩と指したところです。
棋聖戦第3局55手目

本譜はここで△5四銀打と固めましたが、銀一枚使って固める必要があったのでしょうか?
この後は4五の歩が活きる展開になり、後手玉が薄くなっていきました。

図から直ぐに△8五桂と跳ねてみたくなりますがどうでしょう?
△8五桂に▲4四銀なら△6二角と引いておいて大丈夫な気がします。7七の銀を避けると△4五金と歩を取られます。

さらに進んでいって、先手が飛車成の後73手目に▲4五銀と打ったのが下図の局面です。
棋聖戦第3局73手目

ここで意外や佐藤棋聖は△7三玉と早逃げしました。
すかさず先手の羽生名人は▲7五歩と突いて、尚も逃げる後手玉に食らいついて最後は勝利を手にしました。

図から△6七銀成▲同金としておいて△4四金打と粘る手はなかったでしょうか?
以下▲5四歩なら△同金寄▲同銀△同銀(参考図)として、次に△5六銀(金)や△5八銀と打って出て攻め込みます。悪くても千日手ぐらいにはなっていたかもしれません。
棋聖戦第3局参考図



本局の結果により、羽生名人はカド番を凌ぎ来週の第4局に望みを繋ぐことになりました。

形勢的には後手がややいいのではと思ってましたので、終盤の局面展開に驚きました。
負けはしましたが、佐藤棋聖の構想は間違っていないと感じています。

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