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NHK杯将棋トーナメント(▲橋本七段-△畠山七段)
昨日放映されたNHK杯将棋トーナメント戦(▲橋本崇範七段-△畠山鎮七段)を取り上げてみます。
先手の橋本七段は竜王戦1組に所属する若手の実力者。対して後手の畠山七段も順位戦B級1組で活躍している堅実な棋士です。

戦型は相矢倉となり、中終盤の攻防が見物となる戦いでした。

ポイントとして掲げた局面を下図に示します。

NHK杯(橋本七段-畠山七段)83手目

終盤先手が▲8五歩と角の頭を叩いたのに対して、後手が△6六角と切り、以下▲同金△8五飛▲7八銀となったところです。
本譜はこの後直ぐに△8七銀と攻め入ったのですが後が続かなく、逆に先手に攻め込まれてしまいました。

図からは手持ちに金があるので△4五金と飛・角両取りを狙う手がありますが、この手はどうでしょうか?

まず、先手が両取りに構わず▲2五桂と攻め合いを目指した場合を検討してみましょう。
後手は△3六金と飛車を取ります。以下▲3三桂成△同金▲3四歩となりますが、ここで△8七銀と打って▲同桂に△7七桂打(参考1図)の詰めろ(△8七歩成以下)があります。
NHK杯(橋本七段-畠山七段)参考1図

参考1図から▲9八銀と受けても△8九桂成▲同玉△7七桂成と殺到されて、先手が保ちそうもないですね。(角が素抜かれる可能性もありますし・・・)

次に△4五金に対して▲7七桂打と応じた場合を考えてみましょう。
これには△同桂成として▲同桂に一旦△8二飛と下がります。以下先手は▲8三歩△4二飛(△同飛は▲6一角)に▲2五桂と攻めてきますが、△3六金▲3三桂成△同金に先手も▲6八角(参考2図)と引くことになると(これはこれで一局の将棋)、後手の方が形勢がいいように思います。
NHK杯(橋本七段-畠山七段)参考2図

と言うわけで、△4五金はあったと思われます。

テレビで見た雰囲気では、本譜の△8七銀を畠山七段が慌てて指したように見受けられました。
まあ、時間が短い将棋ですから、じっくり考えられなかったのは仕方のないことですね。

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