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第66期名人戦七番勝負 第4局
20日から行われていた第66期名人戦七番勝負の第4局、その初日は後手の森内俊之名人が角交換後から向かい飛車に構えると、すかさず先手の羽生善治二冠が▲6五角と打ち、それに対抗するように森内名人も△7四角と打ち合って力戦型に進展しました。
途中、森内名人が△5四金と繰り出して意表をつく局面があり、これを生かしきれるかどうか興味を抱きながら見ていました。

一日目はなかなか駒が進まない状態で終了し、二日目の21日も午後まで本格的な戦いは起こりませんでしたが、夕休後になって後手の森内名人がようやく仕掛けました。
下図は56手目後手からの△3五歩の仕掛けに対して、先手が▲同歩と応じ△6六歩に手抜きで▲4五桂と跳ねた局面です。

名人戦第4局59手目

本譜はここで△4四銀。3三に銀がいなくなったので先手はすかさず▲2四歩と突いて一気に戦いが始まりました。
結果的には後手が2筋の歩成を許してしまい、以降飛車の取り合いとなって終盤を迎えるのですが、このと金の効果によって先手が勝利を収めました。

図から後手がと金を作らせたくなかったら、△2二銀と引く手もあったでしょうか。
(しかし・・・)次▲3四歩には△3六歩と垂らす手や△3二飛と回る手が浮かびますが、これで後手が優勢に進められる自信はありません。
となると、△3五歩の仕掛けがどうだったかと疑問に感じます。
△3五歩よりは△7五歩と突きだして、こちらの方から圧力を掛けていってはどうだったでしょうか?


この対局の結果、先手の羽生二冠が勝利し永世名人に王手を掛けることになりました。
さて、次の対局でそれが実現するのかどうか、見物です。
(森内名人の方は最近負けが込んでいて、ちょっと心配ではありますが・・・)

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コメント
この記事へのコメント
名人戦第4局
8月21日放送の銀河戦決勝トーナメント、森内-橋本戦を見て、名人戦第4局を思い出してました。名人戦第4局が私にとって印象的だったのは、序盤に7筋の歩を手持ちにしたことが、先手の玉を極めて不安定にしているように見えたのが、投了図以下7二歩と、歩がきくから詰み、の筋が出てきたということです。これが羽生名人のグランドデザインでしょうか。
2008/08/25(月) 12:25:25 | URL | jean-claude #-[ 編集]
似てますね
jean-claude さん、コメント有り難う御座います。

銀河戦のサイトより棋譜を覗いて見ましたが、なるほど序盤は似てますね。

▲7二歩が最後に利く展開になるとは想像つきませんでした。
羽生さんの将棋勘は違いますね。
2008/08/25(月) 17:59:55 | URL | infosensor #-[ 編集]
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