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第29期竜王戦七番勝負第4局 渡辺竜王、勝ってタイに
第29期竜王戦七番勝負の第4局は、先手の渡辺明竜王が101手で挑戦者の丸山忠久九段を破って、対戦成績を2勝2敗のタイとしました。

戦型は第2局と同じく丸山九段の一手損角換わりで始まり、さらに相腰掛け銀となって進みました。

二日目から丸山九段が攻勢に出て、渡辺竜王が受けに回る展開となりました。丸山九段の意表を突く手もあって面白かったのですが、形勢的には渡辺竜王の方がずーと良かったと思います。


本局で気になった点としては、64手目の△5九銀のところで、「△6五銀打は駒損になるのでやりにくかった」と丸山九段が感想戦で述べていたことです。「ほんとにそうなのかなあ」と思ってしまいましたが・・・。

竜王戦第4局63手目

上図から△6五銀打以下の変化を考えますと、▲5四桂△同銀▲6六歩△6四桂▲6五銀打△5六桂▲同歩△6五銀▲同歩△同飛(変化図)となって、後手悪くないと思います。(途中△5六桂に▲同歩のところ▲同銀は、△6五歩以下同じようになりそうです)

竜王戦第4局変化図

本譜の△5九銀は考えにくそうですが、どうなのでしょうか? 素人なら△6五銀打に手がいきそうです。


これで今期の竜王戦七番勝負もタイとなって、この先に興味が持てますね。

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アルト・ワークス 走行インプレッション
この度、先週の初めに車を買い換えました。車種はアルト・ワークスのFF、5MT車です。

この車については第一印象が悪かったのですが、他のメーカーにこの車に該当するようなものがなく、ある面仕方なく購入した次第です。(アルトターボRSに5MT車があったら、そちらを購入していたでしょう)


さて、運転し始めてから1週間経ちましたが、ここまでの印象や燃費等について記述します。

乗り味はやはりスポーツ仕様ということもあって硬い感じはしますが、不愉快な乗り心地ではなく、地面に接地しているなあ(突き上げ感がない)と感じます。それと走行安定性がいいので、コーナリングに不安感がありません。

シフト操作で幾分気になることがありました。2速→3速へのギアチェンジのタイミングで、素速くシフトしないことが希にあります。前車(エッセ・カスタム)からの(私自身の)シフト操作の癖なのでしょうか、一瞬壁にぶち当たった感じを受けました。

あまり印象が良くなかったレカロシートですが、座面が高くてホールド性が今一つということで、この辺りは改良を施して欲しいですね。

1週間経過しての燃費ですが、これが思った以上に良く、(メーターの)平均燃費で最高 24.4km/L を記録しました。
また、ガソリンを満タンにしてから半分に減ったところでの走行距離は約 320km で、単純に2倍すると 640km になります。まあ、こんなには走らないでしょうから、少なくみても 550~600km の間ぐらいでしょうか。
とにかく、燃費はターボ車のわりにはとてもいいです。


前車と比べて楽なのは、何より坂道での走行とコーナリングの安定感ですね。前車で4速で上っていた坂を5速のまま加速できるくらいですから、普通車も着いてこられません。

詳しい燃費については、前車で試していたように、ある程度走行してからの満タン法で計算した結果を報告することにします。

第29期竜王戦七番勝負第3局 丸山九段、終盤熱戦を制す
第29期竜王戦七番勝負の第3局は、挑戦者の丸山忠久九段が147手で勝ち、対戦成績を2勝1敗としました。

本局は後手の渡辺明竜王が四間飛車を採用して相穴熊の戦型となりました。その後2日目の夕方まで駒がぶつからないスローペースの状態が続きましたが、終盤は一転して激しい寄せ合いの熱戦となりました。


勝敗を分けた局面として下図を掲げました。

竜王戦第3局109手目

後手の渡辺竜王が直前に△4九飛と打った手に対し、丸山九段がすかさず▲4五角と攻防手を放った局面です。以下△7八成香▲同銀△同龍▲同角と進み、最後は丸山九段が粘る渡辺竜王を振り切りました。▲4五角は本当にうまい手だなと思いました。


この対局で丸山九段がペースを掴んだように感じます。過去の竜王戦とはひと味違う戦いが続きそうですね。