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第41期棋王戦五番勝負 渡辺棋王、防衛にて4連覇
第41期棋王戦五番勝負の第4局が先日(3/21)指し終わり、結果先手の渡辺明棋王が125手でもって挑戦者の佐藤天彦八段を退け、通算成績を3勝1敗としてタイトル防衛を果たしました。これで渡辺棋王は第38期から4連覇を達成したことになり、来期もし防衛できれば永世棋王の資格を得ることになります。

戦型は挑戦者・佐藤八段の十八番である横歩取りになり、途中から前例の少ない形で進み、中盤に渡辺棋王が思いきって角を切ったあたりから激しい戦いが続きました。

終盤は後手の佐藤八段が形勢有利とみられていましたが、下図の手(△8五桂)が大ポカと思える結果となり、渡辺棋王に勝利が転がりました。

棋王戦第4局112手目

この△8五桂を▲同桂と取ってはくれないでしょう。本譜は▲9六玉とかわされ、次の手(△8八飛成)で完全に後手敗勢となりました。

上図では代わりに△8五金(詰めろ)と打っていれば後手の勝ちでした。(△8五金でなくても△6八飛成でも良かったと思います)

感想戦では金は考えずにまず桂を打つ手を考えるとありますが、そうなんでしょうか? 不思議です。(△8五金も▲同桂とは取らないでしょう。逃げ道が塞がれますから)


本局、まれに見る激戦で大変面白く観戦でき、最後にミスった佐藤八段の手が悔やまれます。

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第41期棋王戦五番勝負第3局 渡辺棋王、振り飛車で制す
渡辺明棋王と挑戦者・佐藤天彦八段による第41期棋王戦五番勝負の第3局が昨日(3/6)指され、170手に及ぶ大熱戦の末後手の渡辺棋王が勝ち、対戦成績を2勝1敗として4連覇に王手をかけました。

戦型は思いも寄らぬ後手渡辺棋王のゴキゲン中飛車に、先手佐藤八段が超速▲3七銀戦法で挑む戦いになりました。その後両者とも穴熊に玉を囲み合って持久戦に突入しました。

一時は先手の佐藤八段が押していたようにもみえましたが、下図の局面で形勢が逆に傾いたように感じました。

棋王戦第3局87手目

その後一進一退の長い戦いの末、最後は粘る佐藤八段を渡辺棋王が振り切って勝利しました。

上図の▲4三角では攻めに利いていないので先手が苦しくなります(阿久津主税八段も同じ感想)。ここは普通に▲6二銀(変化1図)と攻めてはどうでしょう?

棋王戦第3局変化1図

変化1図以下△8六歩▲7一銀不成△同金▲6二金(変化2図)と進むでしょう。

棋王戦第3局変化2図

変化2図から、さらに△8七歩成▲同銀△8六歩▲7一金△同銀▲同龍△8二銀▲同龍△同玉▲7一銀△同玉▲6二角(変化3図)と攻め合いに・・・。

棋王戦第3局変化3図

変化3図から先手も馬を作っていけば五分に戦えそうです。


まあしかし本局は大熱戦になり、見応え充分でしたね。

次局、佐藤八段が勝ってタイに持ち込むか、あるいは渡辺棋王が防衛を果たすのか、楽しみにしたいと思います。

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