第38期棋王戦五番勝負の第2局は、83手で先手の渡辺明竜王が後手の郷田真隆棋王に勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイとしました。
横歩取りの戦型から乱戦調の将棋となりましたが、渡辺竜王が中盤からペースを掴み、その後も淀みなく指して後手玉を討ち取りました。
下図は郷田棋王が負けにしてしまったという局面です。

△4一玉の早逃げの代わりに△2七角(変化図)と打ち込む手はなかったでしょうか?

変化図の△2七角は言わば詰めろ逃れの詰めろになっている手です。
以下▲7四角に△6三桂▲4七角とと金を払われてしまいますが、次に△8九飛と打ち込めば後手も有望だったと思います。
全般的に郷田棋王の将棋と言える内容ではなかったですね。序盤の飛車交換辺りから可笑しくしてしまっているようでした。
これで1勝1敗のタイとなりましたが、果たして次局どちらがタイトルに王手をかけるのでしょうか。
楽しみに待ちたいと思います。
横歩取りの戦型から乱戦調の将棋となりましたが、渡辺竜王が中盤からペースを掴み、その後も淀みなく指して後手玉を討ち取りました。
下図は郷田棋王が負けにしてしまったという局面です。

△4一玉の早逃げの代わりに△2七角(変化図)と打ち込む手はなかったでしょうか?

変化図の△2七角は言わば詰めろ逃れの詰めろになっている手です。
以下▲7四角に△6三桂▲4七角とと金を払われてしまいますが、次に△8九飛と打ち込めば後手も有望だったと思います。
全般的に郷田棋王の将棋と言える内容ではなかったですね。序盤の飛車交換辺りから可笑しくしてしまっているようでした。
これで1勝1敗のタイとなりましたが、果たして次局どちらがタイトルに王手をかけるのでしょうか。
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