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第37期棋王戦五番勝負第2局 郷田九段快勝
久保利明棋王にとって王将戦に引き続いてのタイトル戦となった第37期棋王戦五番勝負の第2局が昨日行われ、結果88手でもって挑戦者の郷田真隆九段が久保棋王を負かし、これで対戦成績が1勝1敗のタイとなりました。

戦型は先日の王将戦と同じく先手の久保棋王が石田流三間飛車に、対して郷田九段も早めに角交換を行い、その後は乱戦模様の状況が続きました。

玉型がどちらもシンプルで神経を使う戦いでしたが、後手の郷田九段が丁寧な指し回しで応対し、54手目の△1五角(下図の局面)から鮮やかな寄せを決めて先手玉を討ち取りました。

棋王戦第2局54手目

本局は後手玉が一歩も動くことはなく、郷田九段の快勝となりました。

19手目の▲8四飛以降先手の攻めに得な感じを持てなく、形勢的にも後手が良かったように思えます。
41手目の▲7七桂のところは寧ろ馬を動かした方が良かったのではないかと感じましたが、後手の二枚飛車が良く利いているため、その後の展開に先手が自信を持てる手筋を見つけることは出来ませんでした。(28手目の△1二飛は凄い手でしたね)


次局以降久保棋王の指し手が気にはなりますが、果たしてどんな作戦があるのか待ち遠しいですね。

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第61期王将戦七番勝負 久保王将、待望の1勝
昨日指し終わりました第61期王将戦七番勝負の第4局は、カド番に立たされていた久保利明王将が125手でもって挑戦者の佐藤康光九段を撥ね返し、待望の1勝を挙げました。

戦型は先手久保王将の得意とする石田流三間飛車に、対する後手佐藤九段が早めの角交換で挑む戦いとなりました。

中盤戦が比較的長く勝負の行方は終盤へと進みましたが、佐藤九段が残り時間が少なくなって攻め急いだ感があり、最後は混戦の中久保王将が勝利を挙げました。

下図は両者が桂馬を打ち合った局面。ここで佐藤九段が攻め急いでしまったのではないかと言われています。

王将戦第4局87手目

本譜は△5六飛と踏み込んで行きましたが、飛車交換したあとの攻め筋がいまひとつで相手玉を崩すまでには至りませんでした。
代わりに、
棋譜解説には△6四飛以下の手筋がちょっとだけ紹介されていましたが、私は5筋を生かすことを重視して△5三飛でどうかと考えてみました。
以下参考ながら、▲7四桂には△8七桂成▲3三角成△同桂▲7九金△2五馬▲6一と△4二銀▲6二桂成に△5八銀(変化図)と進めてどうでしょう?

王将戦第4局変化図

上記手順中にいろいろ変化もありそうで自信はありませんが・・・。

他に、△5三飛には▲8六角と飛車に間接的に当てる手もありそうです。以下△8五金▲7五飛△同金▲同角・・・。


この対局で久保王将が粘って1勝を挙げたことで、これからの戦いも面白くなりそうですね。
連敗が続いたあとの待望の勝利、これをバネに反撃を期待したいと思います。

第61期王将戦七番勝負 佐藤九段、奪取に王手
ここまで挑戦者の佐藤康光九段が2連勝していた第61期王将戦七番勝負、その第3局が先日指し終わりまして、ほぼ完璧とも言える内容で佐藤九段が勝利し、タイトル奪取に王手をかけました。

戦型は後手久保利明王将のゴキゲン中飛車に対し先手佐藤九段が速攻で挑む戦いになり、途中から佐藤九段の作戦が功を奏し優勢を保つとそのまま終盤まで崩れることなく突き進みました。

久保王将の指し手がいまいちで、いつものようなアーティスティックな指し回しが見られなく、本局は残念な結果になっていたように感じます。

下図の局面、飛車と金が一段目に並びおまけに左側の桂香も遊んでいる後手の態勢。攻めは4七の馬だけのようにみえますが、何か手がありそうな・・・。

王将戦第3局43手目

本譜は長考の末△7一金を選択しましたが、ここで△3三桂と跳ねていたらどうだったでしょう?
△3三桂は▲7五銀でタダのようですが、そこで△5七歩(変化図)が利かないでしょうか?

王将戦第3局変化図

変化図から▲同金は△3六馬▲4三銀成に△4五桂と左桂が活用できそうです。また、▲同飛なら△同馬▲同金に2八か3八に飛車を打ち降ろして攻める手がありそうです。


(私なりに)意外にも佐藤九段の3連勝と一方的な展開になってしまった王将戦七番勝負ですが、このまますんなりでは面白くありません。

久保王将の巻き返しを期待しつつ、次局を待ち望みたいと思います。

第37期棋王戦五番勝負 久保棋王先勝
先日行われた第37期棋王戦五番勝負の第1局、先手は挑戦者の郷田真隆九段、後手が久保利明棋王で始まり、結果158手でもって久保棋王が先に勝利しました。

久保棋王は得意のゴキゲン中飛車に、対する郷田九段は銀上がりの超速戦法で指し進められ、途中両者が玉を穴熊に囲う持久戦模様の戦いとなりました。

ずーっと均衡した状態が続きながらも久保棋王の方が幾分指しやすいのではと観ておりましたが、郷田九段も粘りの将棋で手数がどんどん延びました。

郷田九段がいつ2筋の飛車先を切って攻め入るのか注目していましたが、それは実現することなく、最後は粘りも虚しく討ち取られてしまいました。

私は下図の局面で飛車切りがあったのではないかと考えました。

棋王戦第1局84手目

本譜で指されたのは▲5五銀と銀をぶつける手でしたが、ここで▲2四飛△同歩▲3三角成△6九飛に▲5一馬(変化図)という手順はどうだったでしょうか?

棋王戦第1局変化図

変化図から△6三飛には▲4五角(6七の垂れ歩阻止も視野に)と打ち、△1九飛成に▲6三角成と切り込んでどうかということなのですが・・・。(飛車を手にすれば将来一段目からの飛車打ちが有効になりそうです)


本局は先手の郷田九段にこれといった決め手がなかったのが最後まで響いた感じがいたします。
このところ不調気味だった久保棋王が先勝したことで、この先の戦いが面白くなりそうですね。
好局を期待したいと思います。

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