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第61回NHK杯将棋 (▲郷田九段-△広瀬七段)
昨日(12/11)のNHK杯将棋トーナメントは郷田真隆九段対広瀬章人七段という好カードで、相穴熊戦の見応えある戦いに見入りました。

先手は郷田九段で居飛車穴熊、対する後手の広瀬七段は振り飛車穴熊。
序中盤は拮抗した局面が続きましたが、終盤にドラマがあったようです。

その局面(下図)ですが、局後の感想戦で郷田九段から鋭い一言が飛び出しました。

NHK杯(郷田九段-広瀬七段)93手目

上図はすでに後手玉が詰めろ状態ですから、後手は先手玉を詰ますかその詰めろを解き崩すしかありません。
本譜で後手が放った手は△9九銀でしたが、以下先手玉が旨く逃れて結果は郷田九段の勝ち。
感想戦で、ここで△8九金なら詰んでいたのでは?、という「ギョ!」とするような指摘が郷田九段の口から出ました。

本当にこれが詰んでいたら凄いことですが・・・。

△8九金に▲同玉は△6七角▲7八金△8八銀▲同玉△8七桂成▲同玉△7六金以下簡単に詰みなので▲7八玉とかわしますが、そこで△5六角と打ち先手は▲6七飛(変化1図)と合駒するしかありません。(▲6七歩は△6九銀▲同玉に△4七角成とされて詰まされます)

NHK杯(郷田九段-広瀬七段)変化1図

変化1図から強く△同角成とし、▲同玉に△7八銀▲同玉(逃げたら詰み)の局面(変化2図)から詰ますことが出来るでしょうか?

NHK杯(郷田九段-広瀬七段)変化2図

変化2図から、△8七桂成▲6七玉(▲同玉は△8八飛から詰み)△7七成桂と追っていくしかなさそうですが、仮に詰みがあったとしてもかなり長手数になりそうですね。

将棋雑誌の記事が楽しみですが、それにしても郷田九段の(将棋)感覚には驚きました。

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第24期竜王戦七番勝負 渡辺竜王4勝1敗で八連覇
渡辺竜王強い! 丸山九段、またしても角換わりで・・・。

第24期竜王戦七番勝負は既知の如く渡辺明竜王が挑戦者の丸山忠久九段をはね除け、4勝1敗にて竜王八連覇を達成しました。

戦型はまたしても角換わり、丸山九段の意思の強さを感じたのですが・・・。
本局(第5局)は先手の渡辺竜王が中盤上手い攻めを見せて優勢に立ち、最後は粘る丸山九段の玉を捉えて勝利しました。
丸山九段にも終盤チャンスはあったと思われたのですが、何せ残り時間が少ないままでの対応の難しさがあったようです。

竜王戦第5局101手目

上図は先手の渡辺竜王が▲7一角と打ち込んだ局面。(ここで丸山九段にチャンスがあったと言われています)
本譜は△8三飛と指しましたが、次に▲4四香(下図)と読みの入った手が指され、これが最後の決め手となりました。

竜王戦第5局103手目

▲4四香に△8六歩は、▲4二香成△同金▲同龍△同玉▲5四桂△同金▲4三銀打△同飛▲同銀成△同玉▲4四銀△同金▲6三飛以下後手玉詰み。また途中▲4二香成に△6三玉と逃げても、▲5三角成△7二玉▲5一成香△6二銀▲6一銀△8二玉▲6二龍△同角▲7二金以下やはり詰みとなります。
本譜は▲4四香に△同金と応じましたが▲同角成以下後手玉は詰まされてしまいました。

戻って▲7一角の局面から、感想戦にも載っていたように△8六歩▲8二角成△8七歩成▲同玉△8六歩▲同玉△8五歩▲同玉に△9五銀(変下図)という変化ならば、まだ勝負のアヤがあったかもしれません。

竜王戦第5局変下図


まあ、それにしても冒頭にも書きましたが、(竜王戦の番勝負では)渡辺竜王の強さが目立ちすぎますね。

来期どのようなチャレンジャーが出てくるのか分かりませんが、もう少しハリのある勝負を観たいものです。

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