情報の友
気になる情報を発信するブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
第52期王位戦七番勝負 3勝3敗のタイに
第52期王位戦七番勝負の第6局は、序盤から妙な展開で進み縺れた将棋になりました。
結果は際どい局面を制した挑戦者の羽生善治二冠が122手にて広瀬章人王位に勝ち、これで対戦成績が3勝3敗のタイになり、タイトルの行方は最終局へ持ち越されることになりました。

相振り飛車で力戦形となった本対局は、最後まで気の抜けない戦いとなりました。形勢も何回か入れ替わっていたのではないかと思われます。

この対局で、「へぇー」と驚かされたのが下図の局面の次の手でした。

王位戦第6局60手目

後手の羽生挑戦者が△7一玉と寄ったところで、先手の広瀬王位は▲4八金右と指しました。私なんかだったら絶対に指せない手です。解説には次に▲3八玉の狙いがあるとのことですが・・・。

上図からは平凡に▲6七金でどうでしょうか?
△4四角と引いてくれれば、そこで▲3三歩成△同角▲3二馬△同金▲3四歩(変化図)とします。

王位戦第6局変化図

変化図から△2二角には▲5二飛と打ち付けて3二の金を狙いに行きます。また、△4四角ならば▲2一飛と打ち降ろして2五の桂馬を抜くことができます。


羽生二冠が最後まで諦めずに粘り勝ちしたことで、このシリーズもいよいよ次局クライマックスを迎えることになりました。

勝利の女神は一体どちらに微笑むのか、ドキドキしてしまいますね。

スポンサーサイト
第52期王位戦 広瀬王位、穴熊戦を制して初防衛に王手
注目された第52期王位戦七番勝負の第5局は、後手番の広瀬章人王位が相穴熊戦を制し、挑戦者の羽生善治二冠を負かして、タイトル初防衛に王手を掛けました。

広瀬王位の伝家の宝刀ともいえる振り飛車穴熊に、羽生挑戦者がどのように挑むのか注目しながらの鑑賞でしたが、結果的には相穴熊戦を見事に制した広瀬王位の快勝譜だったと思います。
それも羽生挑戦者の一手の指し手の違いで勝敗の模様が違ってしまいました。

下図は封じ手前の局面。

王位戦第5局封じ手前

本譜の封じ手は誰もが予想していたに違いない▲4三成銀ではなく、▲3三とでした。以下△6四角▲4三と△5五飛▲2六飛△5七歩成・・・、で明らかに後手優勢となり、終盤まで形勢が逆転する兆しは見えませんでした。

上図から封じ手の局面で検討されていた▲4三成銀とし、△5一飛に▲5三成銀△同飛▲4四角(変化図)とすれば先手がまだ戦えていたと思います。

王位戦第5局変化図

変化図から△5四飛なら▲3三角成△5七歩成▲4三馬△5六飛に▲6五馬といった具合。
また、先に△5七歩成には▲5三角成△同金▲5一飛△2七歩成▲同飛△6二銀▲1一飛成で、まだこれからの勝負になりそうです。


本譜78手目の△6七角で勝負有りですね。その後は早い時間で決着が付いてしまいました。

それにしても、穴熊戦での広瀬王位の戦いぶりは見事ですね。勝負の勘所を掴んでいる感じがよく伝わってきます。
(今まで上位棋士が泣かされてきたのも無理はないといったところでしょうか)

さて、次局どうなりますか。広瀬王位が決めてしまうのか、羽生挑戦者が最後まで食い下がるのか楽しみとなりそうです。

第52期王位戦七番勝負 2勝2敗のタイに
広瀬章人王位に羽生善治二冠が挑戦している第52期王位戦七番勝負の第4局が昨日指し終わり、後手番の羽生二冠が128手で広瀬王位を下し、対戦成績を2勝2敗のタイにしました。

興味を抱いていた戦型は横歩取りとなりました。広瀬王位が(私が臨んでいた)居飛車を選択したのです。後手羽生二冠は8五に飛車を構え、以後定跡手順で局面が進んでいきました。

終盤の95手までが定跡化されていた手順だったようで、形勢は後手やや有利といった展開。その後先手からの有力な(形勢を跳ね返す)手は見当たらなく、最後は広瀬王位の玉が掴まってしまいました。

一局を通して、あまりにも定跡手順どおりで最後は面白味が欠けてしまいました。
どこかにか形勢を左右する局面がなかったのか(私なりに)探ってみました。

80手目に後手羽生二冠が△3一歩と受けた局面で、先手広瀬王位は長考後▲2二龍と入り込んで攻めて行きましたが、後手玉を捉えることは出来ませんでした。

▲2二龍と攻め入る代わりに▲7八銀(参考図)と指していたらどうだったでしょう?

王位戦第4局参考図

▲7八銀に対して△7九金は、以下▲8七銀打△同龍▲同銀△6九角▲4八玉△3六角成▲3四桂△3五桂(△4七銀以下の詰めろ)▲4二桂成△同金▲3二金(変化1図)で先手が勝てそうです。

王位戦第4局変化1図

しかし、▲7八銀に△1四角と龍に当てられると苦しいかもしれませんね。以下▲同龍△同歩▲3四桂△7九飛▲4二桂成△同金▲6九銀打(変化2図)と堪え忍ぶしかないのかもしれません。

王位戦第4局変化2図

他の局面でもどうにかして戦況を変える手はなかったのでしょうか?


この勝負の結果、王位戦は混沌としてきました。
果たして、次戦どちらが先に王手をかけるのでしょう。

第52期王位戦七番勝負第3局 羽生挑戦者快勝
第52期王位戦七番勝負の第3局が昨日指し終わり、挑戦者の羽生善治二冠が117手にて広瀬章人王位に快勝し、一勝を返しました。

戦型は後手広瀬王位のゴキゲン中飛車に、先手の羽生挑戦者が居飛車で対抗。

先に広瀬王位は穴熊に囲い相手の出方を窺うことに。対して羽生挑戦者は攻撃態勢を整いつつ、自玉も穴熊に囲っての戦いとなりました。

形勢は序盤は五分五分でしたが、中盤辺りから徐々に羽生挑戦者の方に傾いていったように思います。

59手目に羽生挑戦者が▲2六飛と浮いた局面で、広瀬王位は△3三桂を指しましたが、ここでは△7六歩(変化1図)と角頭を押さえ打つ手はどうだったでしょうか?

王位戦第3局変化1図

本譜では△3三桂のあとすぐに▲7六歩と角を追われてしまい、先手の守りが堅くなりました。

参考1図から▲6八角と引かせて後手も一旦△4二角と引き、次▲6六銀なら△5四金(変化2図)と出て後手も戦えたと思いますが・・・。

王位戦第3局変化2図

本局は先手羽生挑戦者の快勝となりました。形勢がぶれないまますんなり進んだのも意外でしたね。

次局は広瀬王位の先手番となりますが、果たしてどんな戦型になるのか興味が沸きます。
(個人的には相居飛車戦を見たいのですが)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。