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タイソン・ゲイが世界歴代2位の9秒69を記録
陸上の上海ゴールデン・グランプリにて、男子100メートルでタイソン・ゲイ(米国)が世界歴代2位9秒69で優勝したとのことです。
これまでは、8月の世界選手権でマークした9秒71が自己最高でしたが、それを0秒02更新したことになります。

記録自体は昨年の北京五輪でウサイン・ボルト(ジャマイカ)がマークしたのと同じですが、本大会は追い風2・0メートルの好条件だったとのことで、もし無風状態だったならば9秒87ぐらいと予想されます。

尚、世界記録はウサイン・ボルトの9秒58です。


陸上の短距離は風による影響が大きいため、単純に比較できない種目なんですよね。
将来もっと記録を厳しく取り扱うならば、この風による影響やまた平地との標高差を吟味して補正する必要もあるかと思います。

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第50期王位戦第6局 スリリングな展開に興奮
第50期王位戦七番勝負の第6局は、このシリーズ一番の見所のある対局だったと思います。

深浦康市王位はカド番ですから負けるわけにはいきません。対して挑戦者の木村一基八段は3連勝後、もう一息でのタイトル獲得前に足踏み状態です。

本局は三度の相矢倉戦でした。先手の木村八段が森下システムに構えると、後手の深浦王位が9筋突破を試みました。早くも見所は深浦王位の攻撃に対する木村八段の粘りの将棋といったところ。
封じ手以降深浦王位が押し気味に進んでいましたが、木村八段も持ち前の粘りで後手の攻撃をかわしつつ反撃を狙いましたが・・・。

下図の局面になったところで、先手の木村八段はここで▲5二銀と打って出ました。

王位戦第6局76手目

本譜はこのあと△3一玉▲4三銀成△同金に▲5三歩成としたところで、後手の深浦王位が△4九銀と打ち込んで再度流れを引き戻しました。
このあと素晴らしい手がお互いに出て、最後までどちらが勝つのか分からない状況となりました。

結果は130手までで深浦王位の勝ちとなり、この王位戦もフルセットに縺れ込むことになりました。

上図に戻って、私は▲5二銀に代えて▲5二角ならどうだっただろうかと思いました。
以下△3一玉に▲5三歩成(変化図)とします。

王位戦第6局変化図

変化図から直ぐに△7八龍▲5八歩△6七銀がみえますが、それには▲5七金と引いて△5六桂には▲3九玉で耐えてないでしょうか?

銀と角の違いですけど、持ち駒に金駒があった方が最後には利いてくるのではないかと。


本局は終盤見所が多く、見ていて頭の痛くなる局面が続いてとても熱戦でした。
スリリングな展開に何度も興奮しました。

JT将棋日本シリーズ 行方八段、羽生名人を破る
先日(8/29)静岡県で対局がありました、JT将棋日本シリーズを取り上げてみます。

この日本シリーズは持ち時間が短く(10分)、それでいて一般公開されているため、見る者にとっても非常にスリルが味わえる将棋が展開されそうです。

本対局は先手が羽生善治名人、後手が行方尚史八段の将棋です。

戦型は相矢倉戦模様でしたが、先手の羽生名人が矢倉模様から穴熊に進めたのに対し、後手の行方八段が積極策を取り攻勢に出ました。

序盤から後手有利な展開を先手の羽生名人が徐々に盛り返していい勝負になったなあと思ったのですが・・・。
結果は行方八段の思い切りのいい指し方が功を奏して、羽生名人を押し切った形で快勝となりました。

一点だけ「あれ?」と思った局面がありましたので掲げてみます。

下図は、87手目に先手が▲2三歩と玉頭を叩いて、△同金に▲5七歩とさらに飛車の頭を叩き、後手が△4六飛と歩を取りながら寄ったところです。

JT将棋(▲羽生名人-△行方八段)90手目

ここから本譜は▲4七歩として△同飛成とさせてから▲7五角と反撃したのですが、△5三歩とすぐさま角道を止められてしまい、先手の攻めが切れてしまいました。

上図では一見▲5五角と指して先手有利そうに思いましたが、あとで考えてみますとそうでもなさそうです。
▲5五角に△4九飛成は▲1六角がありますので△4七飛成でしょうが、次に▲9一角成と相手の駒を取りに行くと、△5八歩(変化図)と垂らされて飛車の横利きが遮断され上手くいきそうにありません。

JT将棋(▲羽生名人-△行方八段)変化図

変化図から▲8七金と要の駒を取っても、△7八銀と打たれ、▲8八金には△7九金と絡まれて穴熊が崩壊しそうです。
また、▲8一馬と相手の駒を取る手には△7六歩~△7七歩があります。
攻めるなら▲4一角くらいでしょうが、どうでしょう?


本局は後手番での矢倉急戦模様を上手く指した行方八段の快心譜だったと思います。