第50期王位戦七番勝負の第2局が22・23日に札幌市で行われました。尚、この対局は第1局目の指し直し局とは無関係に、先手は挑戦者の木村一基八段、後手は深浦康市王位となっています。
戦型は相掛かりとなり、途中角交換後その角をお互い打ち合う展開になって初日から激しくなりました。
二日目に入ってからは飛車交換となって益々ヒートアップし、中終盤に掛けてお互いの攻防戦に熱が入りました。
結果は、木村八段の絶妙手(▲7九銀)が飛び出して深浦王位の攻めを守りきり、最後は後手玉を討ち取って木村八段が勝利しました。
形勢的には先手の木村八段の方が良かったようですが、後手の深浦王位にも優勢を築ける場面はあったと思います。
ポイントとして、深浦王位が局後コメントしていた△5二金辺りの局面を取り上げてみました。
その数手前55手目に木村八段がぐいっと5五に銀を出て、以下△2七歩成に▲4四歩と突っかけ△同歩に6九から4九に飛車を回ったのが下図の局面です。

本譜はここで△5二金と受けに回ったのですが、私はここで△4五香を考えていました。
以下推測ですが、▲4六歩△3八と▲4七飛に△2九金(変化図)としてどうでしょう?
後手ももう少し上手く指せたと思います。

いやー、それにしても木村八段強いですね。深浦王位に対して一歩も引かない姿勢が素晴らしいです。
これで2連勝となった木村八段、このまま勢いが続くのでしょうか?
戦型は相掛かりとなり、途中角交換後その角をお互い打ち合う展開になって初日から激しくなりました。
二日目に入ってからは飛車交換となって益々ヒートアップし、中終盤に掛けてお互いの攻防戦に熱が入りました。
結果は、木村八段の絶妙手(▲7九銀)が飛び出して深浦王位の攻めを守りきり、最後は後手玉を討ち取って木村八段が勝利しました。
形勢的には先手の木村八段の方が良かったようですが、後手の深浦王位にも優勢を築ける場面はあったと思います。
ポイントとして、深浦王位が局後コメントしていた△5二金辺りの局面を取り上げてみました。
その数手前55手目に木村八段がぐいっと5五に銀を出て、以下△2七歩成に▲4四歩と突っかけ△同歩に6九から4九に飛車を回ったのが下図の局面です。

本譜はここで△5二金と受けに回ったのですが、私はここで△4五香を考えていました。
以下推測ですが、▲4六歩△3八と▲4七飛に△2九金(変化図)としてどうでしょう?
後手ももう少し上手く指せたと思います。

いやー、それにしても木村八段強いですね。深浦王位に対して一歩も引かない姿勢が素晴らしいです。
これで2連勝となった木村八段、このまま勢いが続くのでしょうか?
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