FC2ブログ
情報の友
気になる情報を発信するブログです。
第49期王位戦七番勝負 第2局
23・24日に愛知県豊田市で行われた第49期王位戦七番勝負の第2局は、後手番の羽生善治名人が2手目にいきなり△3二飛と振って、それ以降は乱戦模様が展開されていきました。

一日目から目が離せない状態で私も釘付けになり、一見シンプルに見える形からの将棋の難しさを感じました。
なにせ封じ手までの局面で、先手の深浦康市王位側に全然動いてない駒がいっぱいある状態で、不思議な将棋だなあと思いました。

二日目に入っても大駒が飛び交う乱戦状態が続き、手の難しさを感じました。
最後までよく分からなかったのですが、手作りとしては後手の羽生名人の方が指しやすそうにも思えたのですが・・・。

一点だけ解せなかったポイントを下記に示します。

下図の局面は、後手が歩を払いながら△2五角と迫ったのに対し、先手が▲3六金と強気に応じたところです。

王位戦第2局79手目

二枚角が上手く働けば後手が有利かなと思っていましたが、羽生名人はここで△5三銀と引きました。玉の上部を厚くする手ではありますが、この後角が一枚捕獲され、もう一枚の角も不自由な展開になってちょっとちぐはぐに感じました。

△5三銀と引くところ、一度△3六同角引成として▲同歩に△5三銀(参考図)としていた方が良いように思いますが、いかがでしょうか?

王位戦第2局参考図

ここで▲4四歩と垂らされたら(次に▲4三角を狙う意味で)、△6七桂ではなくて△2七桂と打ち込んで攻め合いに出てどうかと?
只、▲2二歩と打たれる筋もあり、簡単にと金を作られたら後手も嫌かもしれませんね。
(▲2二歩に△同金なら▲2六角でどうか)

この対局は本当に読み比べを必要とする将棋で、その力が試される内容だったと思います。
最後までどちらが勝つか分からない展開でしたが、2手目の△3二金からこんな難解な将棋になるとは思いませんでした。

結果、先手の深浦王位が制して1勝1敗のタイになりました。

こういう将棋を見ていると、この先にもどんな局面が現れるのだろうかと興味が尽きなくなりそうです。

スポンサーサイト