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繰り返される不愉快な音
私は本を読むのが好きなので、度々書店に出掛けています。

そこで気付いたことは、
このところ、何処の書店でも最近話題になっている映画をビデオモニターに繰り返し流していることです。
勿論音声付きで(当たり前ですが)、一日中何度も何度も同じような場面を繰り返し流しているんですね。
近くで本を読んでいる人達はこの繰り返される音が気にならないのだろうか、と私はいつも思います。
(私自身とても不愉快に感じているからなのですが)
初めて見る人は一度は立ち止まって見ておられますが、そのうちすぐに立ち去られます。
子供達でも2・3回見れば直ぐに立ち去って行きます。
つまり、殆ど流されているビデオを見ている人はいないのです。
書店で働いている人も毎日よく平気でいられるなと不思議です。

お店にとっては宣伝のつもりなのでしょうが、実際こういう光景を見ていると何の効果もないやり方にしか思えません。
もう少し工夫した流し方があると思うんですがね。

そういえば、将棋の世界でも不愉快な音を巡って一悶着ありましたよね。
昨年の名人戦でしたか、指し手側の考慮中に相手の棋士が立てる扇子の音が問題となって一時中断する場面もありました。
考慮中に一定の繰り返される音が続くと、誰もが嫌になると思います。

あなた方の職場でもこのように不愉快な音なりを耳にすることはありませんか?

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NHK杯将棋トーナメント(▲橋本七段-△畠山七段)
昨日放映されたNHK杯将棋トーナメント戦(▲橋本崇範七段-△畠山鎮七段)を取り上げてみます。
先手の橋本七段は竜王戦1組に所属する若手の実力者。対して後手の畠山七段も順位戦B級1組で活躍している堅実な棋士です。

戦型は相矢倉となり、中終盤の攻防が見物となる戦いでした。

ポイントとして掲げた局面を下図に示します。

NHK杯(橋本七段-畠山七段)83手目

終盤先手が▲8五歩と角の頭を叩いたのに対して、後手が△6六角と切り、以下▲同金△8五飛▲7八銀となったところです。
本譜はこの後直ぐに△8七銀と攻め入ったのですが後が続かなく、逆に先手に攻め込まれてしまいました。

図からは手持ちに金があるので△4五金と飛・角両取りを狙う手がありますが、この手はどうでしょうか?

まず、先手が両取りに構わず▲2五桂と攻め合いを目指した場合を検討してみましょう。
後手は△3六金と飛車を取ります。以下▲3三桂成△同金▲3四歩となりますが、ここで△8七銀と打って▲同桂に△7七桂打(参考1図)の詰めろ(△8七歩成以下)があります。
NHK杯(橋本七段-畠山七段)参考1図

参考1図から▲9八銀と受けても△8九桂成▲同玉△7七桂成と殺到されて、先手が保ちそうもないですね。(角が素抜かれる可能性もありますし・・・)

次に△4五金に対して▲7七桂打と応じた場合を考えてみましょう。
これには△同桂成として▲同桂に一旦△8二飛と下がります。以下先手は▲8三歩△4二飛(△同飛は▲6一角)に▲2五桂と攻めてきますが、△3六金▲3三桂成△同金に先手も▲6八角(参考2図)と引くことになると(これはこれで一局の将棋)、後手の方が形勢がいいように思います。
NHK杯(橋本七段-畠山七段)参考2図

と言うわけで、△4五金はあったと思われます。

テレビで見た雰囲気では、本譜の△8七銀を畠山七段が慌てて指したように見受けられました。
まあ、時間が短い将棋ですから、じっくり考えられなかったのは仕方のないことですね。

第66期名人戦七番勝負 第4局
20日から行われていた第66期名人戦七番勝負の第4局、その初日は後手の森内俊之名人が角交換後から向かい飛車に構えると、すかさず先手の羽生善治二冠が▲6五角と打ち、それに対抗するように森内名人も△7四角と打ち合って力戦型に進展しました。
途中、森内名人が△5四金と繰り出して意表をつく局面があり、これを生かしきれるかどうか興味を抱きながら見ていました。

一日目はなかなか駒が進まない状態で終了し、二日目の21日も午後まで本格的な戦いは起こりませんでしたが、夕休後になって後手の森内名人がようやく仕掛けました。
下図は56手目後手からの△3五歩の仕掛けに対して、先手が▲同歩と応じ△6六歩に手抜きで▲4五桂と跳ねた局面です。

名人戦第4局59手目

本譜はここで△4四銀。3三に銀がいなくなったので先手はすかさず▲2四歩と突いて一気に戦いが始まりました。
結果的には後手が2筋の歩成を許してしまい、以降飛車の取り合いとなって終盤を迎えるのですが、このと金の効果によって先手が勝利を収めました。

図から後手がと金を作らせたくなかったら、△2二銀と引く手もあったでしょうか。
(しかし・・・)次▲3四歩には△3六歩と垂らす手や△3二飛と回る手が浮かびますが、これで後手が優勢に進められる自信はありません。
となると、△3五歩の仕掛けがどうだったかと疑問に感じます。
△3五歩よりは△7五歩と突きだして、こちらの方から圧力を掛けていってはどうだったでしょうか?


この対局の結果、先手の羽生二冠が勝利し永世名人に王手を掛けることになりました。
さて、次の対局でそれが実現するのかどうか、見物です。
(森内名人の方は最近負けが込んでいて、ちょっと心配ではありますが・・・)

マイナビ女子オープン 初代女王に矢内理絵子女流名人
昨日のマイナビ女子オープン五番勝負第4局は、先手の矢内理絵子女流名人が後手の甲斐智美女流二段に勝って、初代女王に輝きました。

戦型は後手甲斐女流二段のゴキゲン中飛車に。第2局でやはり後手番で甲斐女流二段が同じ戦法で勝っており、今回先手の矢内女流名人がどのように対応してくるのか見物でした。

序盤20手目に甲斐女流二段が△2二飛と向かい飛車に振り、その後お互い銀冠に囲って戦うことになりました。

39手目に矢内女流名人が▲5六銀と上がると、すかさず甲斐女流二段が△5五銀とぶつけて、いよいよ決戦に入りました。

下図は44手目後手が△4七角と打ったのに対し、先手が▲6五歩と指して△7三桂に▲6六銀と厚みを加えた局面です。
マイナビ女子オープン第4局47手目

本譜はこの後△5四銀と打って対抗したのですが、以下▲3六角△同角成▲同歩△6九角に▲1八角と睨みを利かされて、最後はこの1八角が後手玉の寄せに大きく貢献する恰好になりました。

結果論になりますが、銀を打つならば△5四銀じゃなくて△4四銀の方が良かったでしょうね。そうすれば、本譜のように角交換した後▲1八角と打っても効き目が薄いです。勿論角交換にもならないと思いますが。
△4四銀に対して▲7五歩と突っかけても△同歩で何でもありません。▲6四歩には△7四角成で後手十分です。

戻って△4七角に▲6五歩が上手い手でしたね。矢内女流名人の落ち着いた指し手だったと思います。
研究すれば後手にも勝ち手順があったかもしれませんが、本局は矢内女流名人が先々の展開を見切った指し方で圧勝でした。


これで矢内さんは女流名人と女王のタイトル二冠となり、益々強くなっていきそうです。女流棋界の時代の流れを感じますね。と言っても、まだ清水さんもタイトル(女流王将・倉敷藤花)を持っているわけですから、これからも(女流棋界の)頂上決戦は続きそうです。

また、矢内さんより下の若手女流にも励みがつくといいですね。そういう意味では甲斐女流二段の健闘は称えられるでしょう。

大和証券杯最強戦(▲渡辺竜王-△羽生二冠)
昨日行われた大和証券杯最強戦はネット棋戦特有のハプニングとなり、残念な結果になってしまいました。
先手が渡辺明竜王、後手が羽生善治二冠という黄金カードだったので、誰もがこの対局を注目して見ていたことでしょう。

この対局の内容が早速対局者の一人渡辺明竜王のブログに載っていましたので、私も検討してみました。

最強戦(渡辺竜王-羽生二冠)58手目

上図は58手目に後手が△3六銀と打ってきたところです。
渡辺竜王のブログによると、ここから▲3四歩△4七銀成▲2五歩(参考1図)と指すのが良かったようですが、私はちょっと疑問に思います。
最強戦(渡辺竜王-羽生二冠)参考1図

後手が次に△3八成銀と飛車の方を取ってくれるならいいんですが、△4六成銀と銀を取られると先手が損のような感じがします。
以下▲2四歩△5七成銀▲2三歩成△同金に▲3五桂と打ちたくなりますが、△6七成銀▲2三桂成△同玉▲2四歩(参考2図)となって、△同玉なら▲2八飛で先手勝ちなのですが、△3二玉と逃げられると後が続かなくなりそうです。
最強戦(渡辺竜王-羽生二冠)参考2図

多分実戦なら▲3五桂打の代わりに▲2四歩△同金▲5七金という展開になるでしょう。しかし後手側に角が二枚あるため、この角を活用されると先手が不利かなと思われます。

羽生二冠は最後次の手として△2七銀を指すつもりだったらしいですが、マウス操作のミスで時間切れとなりあえなく終了。まさかの結果に唖然となりました。
△2七銀のところは先に△2五銀▲同歩として、△2七銀▲6八飛に△8四桂と指す手もあったと思います。
いずれにしても後手が優勢だったので、この対局結果には不満が残ります。

第66期名人戦七番勝負 第3局
将棋の名人戦七番勝負第3局が8日と9日に行われましたが、その対局の結果には驚きました。
前期も大逆転劇で話題になった対局がありましたが、今回のこの対局の流れには誰もが不思議がられたことでしょう。
何故あの優勢な局面から最後はあのような結果になるのか、正直私も信じられませんでした。
只、やはり攻める時は攻めて、その時期を遅らせてはならないことを学んだ気がします。

以下、私が感じたポイントを掲げてみます。
先手は森内俊之名人、後手は羽生善治二冠です。

下図は100手目に後手が△8五歩と角の頭を突いた局面です。
名人戦第3局100手目

本譜はここで▲9七角と引いたのですが、ここは勢い▲4二角成と行く手はなかったでしょうか?
▲4二角成に△同金も△同角も▲3四金と出て、先手優勢のまま進められるんじゃないかと。
8六の地点が空くので先手玉にも危険性は少しありますが、後手の攻めが続かないように思われます。

もう一つ、▲9七角から数手進んだ下図の局面ですが、次に指された▲3四金が私には弱々しく感じられました。
名人戦第3局104手目

この局面見ていた人は次に▲3四桂を予想されたんじゃないかと思います。私もそう思いました。
▲3四桂に対して後手玉がどちらに逃げても、次に▲6四成桂と飛車を取ってしまえば先手十分かなという気がします。

本局は最後の方に森内名人らしからぬポカ(141手目 ▲9八銀)が出て、結果後手羽生二冠の勝利となりました。
そのポカの局面で、▲9八銀に代えて▲9一成桂と香車を取っていたらどうだったでしょうかね?

まあ、将棋の世界では逆転劇になることは結構あるんですが、しかし手の流れから本局の結末には信じがたい気がします。それも名人戦という格別のタイトル戦で。

次は森内名人が後手番で指すことになりますが、この第3局の影響がなければいいのですが・・・。

マイナビ女子オープン五番勝負第3局
マイナビ女子オープン五番勝負の第3局が昨日東京将棋会館で行われました。
先手番の甲斐智美女流二段の四間飛車に対して、後手の矢内理絵子女流名人が急戦策を取り攻め合いになりました。

この対局、結果は甲斐女流二段の攻め筋に無理があり、矢内女流名人の急戦策が実った感じになりました。

私が感じたポイントで、先手がこれでは勝てないなと思ったのが下図の局面以降です。
マイナビ女子オープン第3局48手目

本譜は△6六歩の飛車取りに対して、先手は構わず▲8六角と相手の飛車を取りましたが、以下△6七歩成で飛車を取られてと金が出来上がり、その後このと金が働いて先手が追い込まれてしまいました。
6七にと金を作られて飛車を持たれたら玉型からして先手が不利です。ましてや相手は受けの上手い矢内女流名人ですから、本譜の攻めは続かないと思いました。

図の局面では、利かされかもしれませんが一旦▲6九飛と逃げておく方が良かったのではと思います。ノータイムで▲8六角を指されたのには驚きました。
▲6九飛に対して後手も△8三飛と7三の角成を防ぎますが、そこで▲6四歩と打ち込み、以下△6五桂に▲6三歩成で先にと金が作れて先手が指せるのではと思います。(もし▲6四歩を銀で取ると、銀交換になって8四に銀を打たれてしまいます)
これで先手が十分とは言えませんが、攻め合いになった時戦いやすいのではと感じます。

この対局の結果、先にタイトルに王手を掛けたのは矢内女流名人ですが、これまでの3局いずれも後手が勝っていますね。
さて、第4局はどうなるんでしょうか?

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