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NHK杯将棋トーナメント(▲佐々木五段-△高四段)
本日のNHK杯将棋トーナメントは、若手の有望株同士の対局で興味深く見ていました。

先手は佐々木慎五段。そう、この間C級1組に昇級したばかりで、通算勝率も6割と実力のある棋士です。
対する後手はこれも将来有望株の一人、高一生四段。まだかなり若いですが、これまでの成績も良く、予選から強敵を倒しての本戦出場を果たした棋士です。
どちらも振り飛車党ですが、本局は先手の佐々木五段が高四段の四間飛車に対して居飛車で対抗しました。

結果的には後手の高四段が先手の佐々木五段に屈した感じで、折角解説者として出ていた師匠の米長邦雄永世棋聖の顔を立てることが出来ませんでした。

一方的なようにも見えましたが、しかし対局を振り返ると、後手側にも攻めのチャンスがあったように感じます。下図に示したのがその局面です。
NHK杯(佐々木五段-高四段)65手目

この数手前に先手が▲5六飛と角取りに行ったのに対して後手が△5四歩と受けましたが、佐々木五段は強く▲5五飛と角を取り△同歩に▲4三角と打った局面です。
本譜はこの後高四段が△5三金と嫌な歩を払いましたが、ここでは2八に打った歩を成って攻め合いに行く手はなかったでしょうか?
以下に参考手順は掲げてみますと、
△2九歩成▲5二歩成△同銀▲同馬△同金▲同角成△2八飛成(参考図)でどうでしょう?
NHK杯(佐々木五段-高四段)参考図

角と金・銀の二枚換えになっていますが、参考図から先手の攻めが続くかどうかです。
仮に▲6二銀なら△5七角と打って攻め合います。(△5七角は△3五角成や△9三角成の攻防の意味を含んでいます)

私個人的には後手の高四段を応援していたのですが、この対局では実力を発揮できずに終わってしまいました。(残念)

今期のNHK杯、誰が台風の目になるのかも楽しみです。

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