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将棋世界2月号からの疑問点
皆さん、明けましておめでとう御座います。
本年も宜しく御願いします。

さて、将棋世界2月号に大反響があったNHK杯将棋トーナメント▲羽生二冠-△中川七段戦が、中川七段自身の解説で載せられていますね。この対局をテレビで見ていた方は、誰もが最後の大逆転劇には驚いたことでしょう。私もそうです。

中盤から終盤に掛けて後手中川七段の攻勢に、先手の羽生二冠もこれまでかと思わせる場面が幾つもありました。
そして、最後にあのドラマが待ち受けていたのですが・・・。

下図は将棋世界2月号に第5図として掲載されている局面で、本譜はここから△2六歩と飛車を取ったのが大悪手となり、後手の中川七段がまさかのトン死を食らいました。
NHK杯(羽生二冠-中川七段)153手目

中川七段の解説によると、△2六歩では△9八龍と角を取って、以下▲2四銀△同玉▲3六桂△2三玉▲2五飛△2四歩▲同桂△4八龍▲同玉△5八金▲3九玉△3八銀▲同玉△4九角▲2九玉△2八歩▲同玉△2七金▲同飛△同角成▲同玉△2五香▲2六歩△2九飛(参考1図)▲3八玉△2六飛成なら後手が勝ちとのことです。

しかしながらよく考えてみますと、最後の△2九飛のところで▲2八角と合駒されるとどうでしょうか?
NHK杯(羽生二冠-中川七段)参考1図

参考1図から、▲2八角△2六香▲同玉△2八飛成▲2七金△2五歩▲3六玉△2七龍▲同玉△4八金の詰めろには、▲5三飛(参考2図)で先手が勝ちになります。(3三のところに合駒することになり、先手玉の詰めろが消える)
NHK杯(羽生二冠-中川七段)参考2図

他に対応する手がなければ、中川七段が披露されている手順は疑問になりそうです。

私自身は掲載されている第5図から△1九龍と香車を取る方が無難だと思いますが、どうでしょうか?

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